肩甲骨のしびれが取れないときに疑われる7つの病気

肩甲骨のしびれが取れないときに疑われる7つの病気

なんだか最近、肩甲骨がしびれているように感じる。腕や足がしびれるのはわかるけど、肩甲骨がしびれるってどういうこと? 友人や知人に相談してみたけど、同じような悩みを持つ人もいなかった。もしかしたらこんな症状が出ているのは自分だけ? 重病だったらどうしよう……。

そんなお悩みをお持ちのあなたのために今回は、肩甲骨のしびれを感じるとき疑われる7つの病気についてご紹介します。友人知人に相談しても同じような症状の方がいなくて不安になってしまったあなたや、そもそも肩甲骨のしびれってどこの病院に行けばいいかがわからないというあなたへ。

どんな病気の可能性があるかわかるだけで、相談先をどこにするかも決めやすくなりますよね。以下のデータを見たうえでどこへ相談するか決める参考にしてみてくださいね。

 

肩甲骨のしびれが取れない
ときに疑われる7つの病気

 

肩こり

肩甲骨のしびれと聞いて、真っ先に思い浮かべるのが肩こりではないでしょうか。肩甲骨という部位も納得できるし、こりをしびれのように感じるというのも良くある話ですね。あなたが慢性的な肩こりであれば、対処法は心得ているはずです。

いつもストレッチで肩をほぐせば治るのであればいつものように軽いストレッチをする。定期的に整体へ通っているのであればそちらへ行く、というように基本的にはいつもと同じ対処をしましょう。

肩こり自体初めてだという方は、まずは肩をほぐすように大きく腕をまわすなど簡単なことからやってみましょう。少し筋肉が固くなっているだけであればストレッチだけですぐに治るかもしれません。

 

腰痛

ざっくり腰痛と言ってもその原因には様々なものがありますが、ここで触れるのは体のゆがみによって引き起こされる腰痛です。市販されている薬にはよく『肩こり腰痛に効く』と肩こりと腰痛とをひとくくりにして表記されているものがありますよね。

そこから察せる通り、肩こりと腰痛は筋肉疲労や体のゆがみなど、似たような原因で引き起こされることがあります。部位としても密接なつながりがあるため、腰痛の原因が肩にあったり、肩甲骨の痛みやしびれの原因が腰にあったりとそれぞれの不調がリンクしている場合があるのです。

肩甲骨にしびれがあるとき、肩の不調に心当たりがなければ、腰の不調に原因があるかもしれませんね。

 

高血圧、低血圧

高血圧といえば、遺伝や塩分の摂りすぎ、更年期の症状なんかが思い浮かびやすいですね。ですが肩こりを原因として高血圧になるケースもあることはご存知ですか?

背骨のゆがみや腰痛からの派生など肩以外の部位の変調を原因としたものを除いて、純粋な肩こりというのはそもそも肩周りの筋肉の血液循環がうまくいっていない状態を原因とすることが多いです。

血液の循環が原因であれば、それに伴って高血圧、低血圧になるのも納得できる気がしませんか? ということは、あなたの肩甲骨のしびれの原因が高血圧低血圧であるならば、肩こりを治せばそれに合わせて高血圧低血圧も改善する可能性もあるのです。

 

貧血

軽いものから重いものまで、貧血を患っている方はかなりの数いらっしゃいます。特にダイエットを繰り返す女性に多く、貧血予備軍の方を含めると日本人女性の3割以上が貧血であるというデータも出ています。

めまいや立ちくらみ以外にも色々な不快症状を起こすことがあり、肩甲骨のしびれもその一つです。貧血とは簡単に言えば、血液の成分が薄くなっている状態ですね。鉄分不足と言われることが多く、鉄分を多くとることで改善に繋がると知られていますので積極的に鉄分を取り入れましょう。

鉄分が多い食材と言えばレバー、ホウレンソウですが苦手な方も多いので、サプリメントを活用するのも有効です。

 

眼精疲労

眼精疲労はパソコンや携帯電話を多用する現代人に多い病気ですね。特にデスクワーク中心で書類を目で追ったり、パソコンをよく使用するという方は軽微なものを含めればほとんどの方が眼精疲労の症状を覚えたことがあるのではないでしょうか。

目の疲れが肩甲骨のしびれにつながっている可能性は大いにあります。ただし、眼精疲労の方が増加しているのと合わせて、眼精疲労に効果のあるグッズも多く販売されています。

アイマスクやアロマテラピーなど、あなたの好みに合わせて眼精疲労対策グッズを探すのも楽しいかもしれませんよ。そんなのめんどくさいという方は、手っ取り早く眼科へ行きましょう。餅は餅屋と言うことで、目の疲れはその道のプロに診てもらうのが一番です。

 

歯周病

まさか歯周病から? と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ですがあなたの体はたった一つと考えると、歯の不調が肩にしびれとして現れるのもわからなくはないと思いませんか?

(足の裏には全ての器官のツボがあり、足の裏のツボを押すだけでどの部位に不調があるかわかるとも言いますし)歯医者が苦手な方は多いと思いますが、これをいい機会と考えて歯医者へ行きましょう。

特に歯が痛いけど放置しているという方は早急に対処してくださいね。放置していてもたぶん治りませんよ?

 

ノイローゼ

ストレス社会と言われる現代社会にはあらゆる精神疾患が存在します。うつ病、総合失調症、ノイローゼ等々その定義や違いについて論じるつもりはありませんので(すべて同じものだという考えもあるくらいですし)、肩甲骨のしびれはノイローゼを原因としていることもあるということだけ覚えておいてください。

精神疾患は症状が自分にしかわからない方も多いため、周りの理解を得られずに苦しんでいる方が大勢いらっしゃいます。気の持ちようでなんとかなるのではないかなんて厳しいご意見もあるくらいですので、なかなか周りには相談しづらいところもあるのではないでしょうか。

もしかしたら精神疾患かもしれないけれどいきなり精神科へ行くのは抵抗があるという方は、一人で悩まずに相談ダイヤルに電話してみるのも一つの手段として検討してみてくださいね。すでにかかりつけの医師がいらっしゃる方は、まずはお医者さんに相談してみましょう。

 

いかがでしたか。

ここで挙げたのは7つでしたが、肩甲骨のしびれはここで挙げた以外にも様々な原因があります。どこが原因と一口には言えませんが、必ずしも肩が原因ではないことはお分かりいただけたのではないでしょうか。

肩こり腰痛に心当たりのない方は自分の生活習慣を見直した上でその原因となる病気について考えてみると、意外と簡単に原因が見つかるかもしれませんよ。肩甲骨のしびれを感じたら、それをあなたの生活習慣を見直すきっかけにしてみてくださいね。

 

まとめ

肩甲骨のしびれが取れないときに疑われる7つの病気

・肩こり
・腰痛
・高血圧、低血圧
・貧血
・眼精疲労
・歯周病
・ノイローゼ


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