胸椎圧迫骨折と診断された時に注意すべき7つのこと

胸椎圧迫骨折と診断された時に注意すべき7つのこと

背骨の胸椎部分に圧力がかかり、骨折してしまうことを胸椎圧迫骨折と言います。大きな事故ではなく、「しりもちをついた。」とか「転んだ。」という程度の衝撃で胸椎圧迫骨折になる人が多いといいます。

その場合、もともと骨が弱っていた可能性が高いため、普段から骨を強くする健康的な食生活や運動を心がけておくといいでしょう。胸椎圧迫骨折になってしまった人は、普通の骨折とは違った注意がいくつか必要になってきます。

それらの注意点についてまとめてみたので、回復までの間の行動の参考にしてください。胸椎を損傷すると、通常の歩行が困難になるため、入院を余儀なくされるでしょう。一日も早く仕事や日常生活に戻るため、全力で完治を目標としましょう。



 

胸椎圧迫骨折と診断された時に
注意すべき7つのこと

 

骨粗しょう症が原因の場合


高齢者で胸椎圧迫骨折になる人のほとんどは、骨粗しょう症などで骨がもろくなっていると言います。骨粗しょう症の方は、いつ何時骨折してもおかしくないため、軽い衝撃でも油断せずにいましょう。

また、骨粗しょう症になってしまうと、健康な骨に戻すことは困難なため、骨粗しょう症にならないための注意を日ごろからしておくことが大切です。カルシウムなどの骨の形成に必要な栄養素を欠かさずとることで、予防の役に立つでしょう。

 

骨片が周囲の組織に入っているかをチェック


何かの衝撃を受けて胸椎圧迫骨折になってしまった場合、骨折した部位の骨のかけらが周辺の組織内部に食い込んでしまっている場合があります。それらは手術で取り除かなくてはなりません。

万が一、骨片が周辺組織に埋もれたままの状態が続くと、脊髄にあるほかの神経などを圧迫して、体にしびれなどの異変が起きるかもしれません。

骨片の見逃しや取りこぼしが無いよう、医師もしっかりと診てくれるでしょうが、ご自分でもしびれ症状などに敏感にアンテナを張りましょう。

 

四肢のしびれがあるかどうか


胸椎圧迫骨折が発端で、四肢にしびれが出た場合はすぐに医師に相談しましょう。背骨の胸椎のあたりには、四肢につながる重要な神経や血管がたくさん通っています。

骨折によってそれらの神経や血管を損傷したり圧迫したりすることで、四肢にしびれや痛みが出ることがあるのです。

それらの症状を治すためには、胸椎部分で神経を圧迫している個所を特定し、治療しなくてはなりません。胸椎圧迫骨折を機に、しびれ症状が出た場合は要注意ですよ!

 

レントゲンで見逃す骨片


胸椎圧迫骨折によって、周辺組織に骨片が飛び散って入り込んでしまった場合、手術などで取り除く必要があります。しかしレントゲンの角度によっては小さい骨片などは見逃してしまい、処置されずに見過ごされます。

すると胸椎の骨折部分は骨が接合したとしても、いつまでも患部に腫れや痛みが残ることになるでしょう。骨片の飛び散った個所によっては他の部位の神経や血管を損傷している可能性もあるため、体の他の部分にも不具合が生じるかもしれません。

そうならないためにも、少しでも体のどこかにしびれや痛みがある場合は、すぐに医師に申告しましょう。医師とて万能ではありません。レントゲンで骨片を見逃すことだってあるのです。

あなたの体のことはあなたが一番よくわかっているため、胸椎圧迫骨折をした際には、体全体の不調を見逃さずにチェックしましょう。

 

よく固定する


胸椎圧迫骨折をした場合、骨が接合されるまでは安静が第一です。骨折部位をコルセットなどでしっかりと固定することになるでしょう。

トイレに行く程度の簡単な動作は行うかもしれませんが、基本は数日間の寝たきりを覚悟してください。寝返りなどもびくびくしてしまうでしょうが、寝返り程度なら問題ないと思われます。

 

安静にしすぎると…


胸椎を圧迫骨折して入院生活をすると、必要以上に「安静」にしすぎてしまう患者さんがいます。もともと高齢で、骨粗しょう症などが原因で胸椎圧迫骨折になった場合、あまりにも安静にしすぎると、リハビリが困難になります。体の筋肉が極端に落ちてしまうからです。

中には、胸椎圧迫骨折の入院を境に、寝たきりの生活になってしまう高齢者もいるほどです。ご自分の体をいたわることはとても大切ですが、あまりにも過保護になることはさけましょう。立ったりおきたり、ゆっくりでも歩くなどして足の筋力を衰えさせない努力も必要です。

 

骨を強くする食材を摂ろう!


胸椎を圧迫骨折すると、入院から完治までが大変です。できればそうなる前に、骨を強く健康な状態で保ってほしいと願います。しかしすでに境地圧迫骨折になってしまった場合は、今からでも遅くはありません。やらないよりはやった方が良いに決まっています。

普段の食生活を見直して、骨を強くする食材を中心に変えてみましょう。また、ちょっと転んだくらいで骨折するなんて悲しいことにならないためにも、普段から筋肉をつけるべく、なるべく体を動かすように心がけましょう。

 

さて、胸椎圧迫骨折になった時に注意すべき点を7つの項目にまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。一度胸椎を骨折した方ならば、回復までにどれほど大変な思いをするかをよくお分かりでしょう。

体の中心の骨が折れると、日常生活が送れなくなり、たいていの場合入院を余儀なくされます。また、骨片などが周辺組織に影響して、四肢の動きにも不具合が出るかもしれません。体の要を守るためにも、普段の生活を、骨や筋肉を強くするようにと改めましょう。

 

まとめ

胸椎圧迫骨折と診断された時に注意すべき7つのこと

・骨粗しょう症が原因の場合
・骨片が周囲の組織に入っているかをチェック
・四肢のしびれがあるかどうか
・レントゲンで見逃す骨片
・よく固定する
・安静にしすぎると…
・骨を強くする食材を摂ろう!