足の指が痛いとき、骨折したかどうかを自分で確かめる方法

足の指が痛いとき、骨折したかどうかを自分で確かめる方法
タンスの角に小指をぶつけた! そんな時は、飛び上がるほど痛いですよね。周りに友達でもいようものならこちらは痛くてたまらないのにドジだな~とゲラゲラ笑われ、少し殺意すら湧いてくるくらいだと思います。

、、、とこのように激痛の笑い話としてよくあるネタですが、これ案外シャレにならないかもしれません。打撲程度だったならば、冷したり、湿布をして収まるので問題ありません。しかしながら、もし骨折していたら笑い話では済まされません。足の指は細い骨が多く骨折しやすいのです。

そこで今回はタンスにぶつけた、ぶつけていないに関わらず、足の指に痛みが出た場合に、骨折を簡単に確認する方法についてお伝えします。タンスに指をぶつけた話をしたので、小指だけのように感じられるかもしれませんが、他の指でも同じですよ。ではご覧ください。

発熱は骨折の可能性大。解熱剤は使わない

意外と思うかもしれませんが、骨折かの確認で非常に大切なことになります。骨折すると、骨が折れるだけでなく骨の破片などが様々な部位に散らばります。これはそのまま放っておくとよくないので組織に吸収されるのですが、その時に発熱を起こすのです。

ちなみにこの発熱ですが、解熱薬を利用して直さない方がいいです。無理に解熱をしてしまうと、破片などが放置され、最悪免疫反応を起こしてしまい炎症になってしまいます。もちろん解熱鎮痛剤もだめです。

解熱鎮痛剤を飲まないほど痛いのならば、すぐに病院に行ってください。発熱はだいたい数日でおさまります。

 

強い腫れも骨折のサイン。皮膚が伸びているような腫れ方が特徴

骨折の場合には腫れが出てきます。普通に打ちつけただけではそこまで強い腫れはでません。しかしながら骨折の場合は強い腫れがでることが多く、放っておくと反対側の足と比べて2倍以上になっていたという方もいらっしゃいます。

さらに腫れが長く続くことも多く、何日間も腫れが続くようなら骨折を疑う必要があります。また、皮膚が伸びているように感じられる腫れ方も、骨折の特徴です。

 

反対の足との違いもチェック

腫れでも少し触れましたが、反対側の足と比べて違いがあったら骨折の疑いがあります。指がすこし曲がっている気がする。指が太くなっている気がする。指が短くなっている。指がでこぼこしている。

こんな症状が見られたら、骨折している可能性があります。この方法は安全な方法で、しかもわかりやすいので、オススメな方法です。

 

指を開いたり閉じたりしてみる。ただし無茶は厳禁

比較的有効な方法です。足の指を開いたり閉じたりしてみてください。このときに痛みが出たり、変な音がしたら骨折している可能性があります。なにもしないと痛みがでなくても、開いたり閉じたりすると痛みが出てくる場合も多々あります。

もし強く打ちつけて、痛みがひかなければ、必ず確認してみてください。ただし、1つ注意があります。それは無理してはいけないということです。痛みが強いにも関わらず無理やり開いたり閉じたりすると、骨折だった場合に悪化させます。

 

患部を軽く押してみて痣とは違う痛みは骨折の可能性

これもあまり強くは押さないようにしてください。患部を押して痛みが出たときには骨折の疑いがあります。ただ、打撲でも押せば痛みが出るので、そこまで有効な方法ではありません。痣の部分を押したときの痛みと違うな、と思ったら骨折を考えるような感じです。

 

腫れや痛みが長く続くのは骨折を疑う

多少時間はかかりますが、ある意味一番確実な方法です。骨折の場合、打撲に比べて明らかに長く痛みや腫れが続きます。また腫れに関しては、腫れが強いことが多いです。もし普段の2倍以上に腫れていたら、骨折の可能性がきわめて高いので迷わず病院に行ってください。

ここまで6つの方法をお伝えしました。注意しなくてはならないのは、これらのどれにも当てはまらなくても、骨折していることがあるということです。普通打撲の痛みであれば数日もあれば消えてくれます。

それなのに何日も痛みが続いたら、骨折を疑って病院にかかるのが一番安全です。病院の先生はプロですし、レントゲンという方法もあります。タンスの角に小指をぶつけて骨折した。これだけなら笑い話です。でもその後に、放っておいたら治らなくなった。

これがくっついてしまったら笑い事ではありません。

 

タンスに指をぶつけたら骨折してる可能性がそこそこあると思っておく

そこでこの心構えが大切になってきます。ぶつけてしまったことを恥ずかしがる必要はありません。また、小さな子供がいる場合にも注意が必要です。子供はうっかりぶつけることも多いですし、骨も折れやすいからです。治療に関してはだいたい全治5週間くらいが一般的です。

 

さて、上記にあげた骨折までなら笑い話で済むかもしれません。でもその後に、放っておいたら治らなくなった。これがくっついてしまった、となったら笑い事では済まされませんよね。ですので、きちんと早めに対応しましょう。

ちなみにタンスのように家具にぶつけて骨折する方は相当多いです。病院によっては1日に2人は当たり前という病院もあるほどです。激痛の代名詞だけあって、本当にたくさん起こっているのです。普段から気をつけておきましょう。

まとめ

足の指が痛いとき、骨折したかどうかを自分で確かめるには

・発熱は骨折の可能性大。解熱剤は使わない
・強い腫れも骨折のサイン。皮膚が伸びているような腫れ方が特徴
・反対の足との違いもチェック
・指を開いたり閉じたりしてみる。ただし無茶は厳禁
・患部を軽く押してみて痣とは違う痛みは骨折の可能性
・腫れや痛みが長く続くのは骨折を疑う
・タンスに指をぶつけたら骨折してる可能性がそこそこあると思っておく


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