ジブリの都市伝説まとめ♪魔女の宅急便に隠された謎の話

夢がいっぱい詰まったスタジオジブリの作品の数々、魔女の宅急便、天空の城ラピュタ、となりのトトロ、風の谷のナウシカ、千と千尋の神隠し・・・あなたの好きな作品はどれですか?

人気のあるアニメ作品にはどれも都市伝説とよばれるものが存在しますがそれはジブリも例外ではなくすべての作品にある、といっても過言ではないでしょう。そもそも都市伝説ってなんでしょう?辞書には『口承される噂話のうち、現代発祥のもので、根拠が曖昧・不明であるもの』とあります。

それでも以前はある程度根拠のあるものも多かったのですがネットの普及により誰でも発信できるようになったことから今では全くの根拠のないものも多くなったそうです。ジブリにもみんなが知っているものから誰も知らないようなものまでたくさん存在しています。

そんなジブリ作品の都市伝説から今回は魔女の宅急便のお話を取り上げてみました。あなたの知らないお話はいくつありますか。

 

ジブリの都市伝説まとめ♪
魔女の宅急便に隠された謎の話

 

『宅急便』ホントは使えなかった?

宅急便、といえば毎度おなじみ「クロネコヤマトの宅急便♪」ですね。そう、この『宅急便』という言葉、これは元々はヤマト運輸の登録商標なんです。

しかし、ヤマト運輸で荷物を送らなくてもどこから送ってもどこから届いても『宅急便送るよ』とか『宅急便届いたよ』など普通に使っている人も多いことでしょう。

実際、『魔女の宅急便』を制作する側としてもこの宅急便が登録商標されたものとは知らなかったのですがそれ以前に原作者である角野栄子さんも知らずに「魔女の宅急便」というお話を作りました。

あまりにも宅急便が普通に使われていたので書籍化されるときも誰も気付かず、そして映画化されるにあたりヤマト運輸から待ったがかかったんです。結局ヤマト運輸がスポンサーとなる形で一件落着。映画製作前の裏話ですがいつの間にか都市伝説としても語られるようになったというわけです。

 

『魔女の宅急便』は完結した!

上記のように『魔女の宅急便』の原作は角野栄子さんの絵本です。映画では主人公のキキが13歳、まだまだ子どもの頃の話でしたが原作はその後も続きなんとキキが35歳になったときに完結を迎えています。そう、映画は原作の前の方だけ、全体のほんの一部に過ぎなかったんです。

絵本は全6巻、映画は2巻までのお話を参考に作られていて、3巻目ではキキが16歳、キキともうひとりの魔女というサブタイトルでケケという一風変わった少女が転がり込んできてキキは毎日ケケに振り回されることになります。

そして4巻目はキキが17歳、この後どうなっていくのかなーと思われたトンボとの恋の行方はいかに。5巻目は10代最後の19歳、そして最終話の6巻はなんとキキが結婚して15年後。キキ、そしてジジはどうなっているんでしょうねー。

映画とはまた違った楽しさいっぱいのファンタジー、続きが気になる人は是非原作も読んでみてくださいね。

 

ジジが話せなったのは何故?

主人公の女の子キキとネコのジジ。いつも楽しくおしゃべりしていましたが突然ジジが話さなくなってしまいます。これについての都市伝説は諸説ありますが宮崎駿監督は『ジジの声はもともとキキ本人の声。キキが成長したからジジの声は必要なくなった』とインタビューで答えています。

確かに小さな子どもたちは一人でも2役、3役とひとりでこなして遊んでいますね。子どもの頃はやっていた一人でのごっこ遊びも成長するとやらなくなるのと同じ原理でしょうか。

 

キキが飛べなくなったのは何故?

ずっと普通にほうきに乗って飛んでいたのに突然飛べなくなってしまった理由。これもまたジジが話せなくなった理由同様キキが成長したという説があります。確かに両親と一緒に過ごしていたころはただ単に言われたとおりにしておけばよかった。

しかし、修行のため家を出てからはいろんなことを自分で考えてやっていかなければなりません。悩むことも多いことでしょう。とべることに何の疑問も持たずにいたのでできていたことがいろんなことを悩んでいるうちに飛べなくなってしまった、

確かに13歳というのは多感な時期、思春期ですからね。宮崎監督はこの質問を受けて『女の子ならわかる』と答えていてそれで『女の子だから生理、初潮が始まった!』という説もあります。

 

お客さんの老婦人の家の家政婦は虹の豚のヒロインと親戚?

キキに『孫娘にパイを届けてほしいの』と仕事を依頼した上品な老婦人と家政婦のおばあさんが一緒に飛行船をテレビで見ているとき、その中のキキを見て『ひいばあちゃんの言ってた通りだわ』というセリフ。

紅の豚で飛行機を作っているときに出てきたおばあさんのうちのひとりがその家政婦にそっくりで、そのとき『ひ孫に小遣いあげたくてね』というセリフが出てくることから紅の豚のおばあさんは魔女の宅急便の家政婦さんのひいおばあちゃんなのではないか、という説があります。

 

キキの旅立ちのシーンに不審な女の子が写ってる?

キキの旅立ちの日、キキを見送るシーンです。女の子が5人見送っているのですがその中の1人が鼻から下だけしか写っていない、しかも画面が切り替わってまた元の場面に戻った時は4人になっていた。鼻から下だけの子供が消えてしまった!不気味!という話。

しかし、実際のところ大したキャラでもないので経費節約したんだろうといわれています。

 

魔女の宅急便トリビア

最後は都市伝説ならぬ雑学。キキがコナンくんでとんぼが新一君、声だけ聞いてたらなんか不思議な感じ、でも2人とも有名な声優さんですからね。

それから映画の中に出てくるバスに「STUGIO GHIBLI」と書いてあるんですが気付きましたか。細かい所にもしっかり自己主張されています。もう一つキキがとんぼを助けた最後のシーン。

まわりにたくさんの群衆がいる中、キキのななめ後ろにサングラスをかけた人がいるのですがこれが宮崎監督、そしてデッキブラシを貸してあげたおじさんが「あのブラシはワシがあげたものじゃ」と言っているシーンにもまた宮崎監督が登場しています、面白いですね。

 

さて、都市伝説には世にもおぞましい怖い話がたくさんありますがここにあげた魔女の宅急便に関する話は楽しんでいただけたのではないでしょうか。もう一度DVDを借りてきてチェックしながら見るのも楽しそうですよね。

最後にネタばれをひとつ。原作ではキキはトンボと結婚してかわいい男女の双子ちゃんを授かりその子たちが13歳となり最初にキキが旅立った年齢になるまでが描かれています。原作も読んでみてくださいね、映画とはまたひと味違ったキキとジジが楽しめますよ。

まとめ

ジブリの都市伝説まとめ♪魔女の宅急便に隠された謎の話

・『宅急便』ホントは使えなかった?
・『魔女の宅急便』は完結した!
・ジジが話せなったのは何故?
・キキが飛べなくなったのは何故?
・お客さんの老婦人の家の家政婦は虹の豚のヒロインと親戚?
・キキの旅立ちのシーンに不審な女の子が写ってる?
・魔女の宅急便トリビア


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