肩こりを解消するために必要な身体改善5つのステップ

肩こりを解消するために必要な身体改善5つのステップ
つらい肩こりは、今すぐにでも解消して楽になりたいと思いますよね・・・・・・。でもそんなの無理、絶対できない、なんて仕方なく諦めているの人も多いのではないでしょうか。

そんな皆さんに耳寄りな情報です。どうしたら、肩こりが解消できるのか。そもそも肩こりは、肉体的にも精神的にも、ストレスに対する身体側の反応なのです。それが、肩周辺の筋肉内の血行不良となって、お悩みのつらい肩こりの症状として現れます。

つまりその痛みの源を消し去る事ができれば、肩こりも解消できるという訳です。では、何をどうすれば良いのか?今日はその為の方法、肩こりのつらい痛みを、すっきりと解消する5つのステップについてお伝えします。

 

肩こりを解消するために必要な
身体改善5つのステップ

 

1、肩こりを解消するためには、姿勢を正しく!

姿勢には、①坐っている状態、②立っている状態、③寝る場合などの横臥の状態の3つあります。
坐わる姿勢の場合は、椅子に深く腰掛けて、腰から背中がまっすぐなるように、坐骨を中心にして背筋を伸ばします。次に、両手をだらんと下ろしてください。そして、胸と肩の力を抜いて一度深呼吸をすると、気分が落ち着いてきましたね。でも、この姿勢では勉強や仕事はできません。合間を見て、リラックスタイムを設けます。肩こりの解消のためには、このような習慣を身につけることです。

立つ姿勢も基本的には坐っている場合と同じです。両足をそろえ、両手を下ろし、肩の力を抜き、足元から腰、肩、頭と、筋肉に緊張感を感じないように立ってみてください。これが基本的な立ち方です。しかしながら、これでは何もできませんので、リラックスタイムを設けて、筋肉に優しくしてあげることが大事です。これも、肩こりを解消するためのコツです。

寝る姿勢は、自分の意識ではコントロールできませんので、枕、ベッド、フトンなど、寝具の良し悪しが問題になります。ここでも、筋肉に緊張感がない、リラックスできる寝やすい状態を見出します。
以上、姿勢を正しくすることで筋肉がほぐれ、血行が良くなり、肩こりを解消することができます。

 

2、肩こりを解消するためには、筋肉の緊張を除去し、血行をよくすること。

これには、筋肉の緊張を直接除去するストレッチやマッサージが挙げられます。そして、お風呂などの温熱効果で血行をよくすれば、肩こりを解消することに繋がります。


―ストレッチやマッサージで肩こりを解消しましょう。

ストレッチでの肩こりを解消するには、基本的には頭、首から肩にかけての筋肉の緊張をほぐします。身体の力を抜いて、吐く息をゆっくりしながら、首と肩を意識して、腕を上下に背筋を伸ばすように上げては下ろすことを繰り返します。

また、前後左右に腕を振りながら、首筋、肩の緊張感をほぐします。それだけで、血行がよくなってきますので、何回か繰り返すことを奨励します。
マッサージはそれを他人が行なうのですが、ストレッチと同じように筋肉の緊張を取り除きます。

―入浴の温熱効果で肩こりを解消しましょう。

これからの季節、冷房による冷え性で肩こりが起きます。血管が収縮して血行不良になると、筋肉が硬直します。肩こりを解消するには、ゆったりとした気分で入浴をします。身体が温まると、血行が良くなりますよね。と同時に、一日酷使し関節や筋肉、それに身体全身の緊張感が薄れ、毛細血管の拡がりとともに、心身ともに癒しの時間になります。リラックスすることが、肩こりを解消する効果があることを、もう一度実感してみましょう。

 

3、肩こりを解消する方法を自分の意識下で行なってみましょう。

―自律訓練法で肩こりを解消しましょう。

自律訓練法は、リラックスしている状態をつぶさに観察して、その状態を意識的に作ることができれば、リラックスした状態に、身を置くことができるということで開発されました。
リラックスした状態になると、まずは、呼吸がゆったりしている。心臓の脈拍も鼓動を感じないぐらいゆったりしている。頭寒足熱といわれるように、手足が温かく、頭はスッキリしている。もちろん、筋肉も弛緩していて緊張が感じられない。

逆に緊張している状態は、呼吸は不規則で浅く、心拍も鼓動が感じるぐらい速い。手足は冷たくなり、口の中が乾いてくる。これほど、緊張状態とりラックス状態では、心身に現れる症状に違いが出てきます。このような状態が続いている限り、肩こりを解消することは難しくなります。

緊張状態とリラックス状態の違いがわかったところで、早速、自律訓練法を学んで見ましょう。これをマスターすれば、肩こりを解消できることは間違いありません。

寝床に入って、天井を見ます。両手を脇に置いて、身体から力を抜いて自然体になります。次に、目を閉じて、深呼吸を始めます。吐くときは、吸ったときの倍以上の時間をかけてゆっくりと吐き出します。それを続けているうちに、手足が温かくなってきます。

暗示をかけます。「右腕が重たい」これを繰り返します。すると、本当に右手が寝床の中に溶け込むような感覚生まれます。次いで、「左腕が重たい」と繰り返します。両腕が終わったら、今度は両足です。同じように「右足が重たい」「左足が重たい」と続けます。

1回や2回では上手くできないかもしれませんが、続けているうちにできるようになります。その時点で、手足の温かさを実感できるのですが、自律訓練法では、次のステップに「温感」を感じるプログラムが用意されています。
「重たい」をマスターした後、同じように「両腕、両足が温かい」を深呼吸しながら、実践すると、手足が重たくて温かく感じられます。ここまでくれば成功です。肩こりを解消するのも間近です。

さあ、いよいよ本番です。自分にリラックスしていることを実感させた後、頭から首筋、そして、肩、背中という暗示を加えます。「首から肩、背中がリラックスしている」。これを繰り返しているうちに、首筋、肩、背中がポカポカ温かくなってくるのが実感できるようになります。こうなったら、しめたものです。血行がよくなっている証拠です。

 

4、肩こりの解消は運動療法で!

肩こりを解消するためには、頭から、首、肩、背中周辺の筋肉だけでなく、上半身全体の筋肉バランスを考えることが大事です。それに一番適しているのが水泳です。肩こりは、姿勢に問題があります。それも、長期間固定することで、血流が途絶え筋肉が硬直化するのです。

したがって、肩こりを解消するのに運動でするとしたら、全身運動で筋肉の緊張、弛緩の繰り返しがあり、しかも有酸素運動であり、陸上でおこなう有酸素運動よりも、楽に行なえる水泳がいいとの結論が出ています。もちろん、ジャズダンスやエアロビクスのような全身運動もお勧め運動です。

 

5、肩こりを解消する、ストレス対策。

自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。肩こりの直接的な原因になるのは交換神経です。私たちがストレスを感じるとすぐさま反応するのが交感神経で、緊張の神経といえます。唇が乾いたり、いやな汗をかいたり、心臓をドキドキさせたり、血圧を上げたり、手足を冷たくさせるのも、この交感神経の働きです。血行が悪くなり、筋肉の硬直するのもそうなのです。

一方の副交感神経は、逆の働きをしますので、ゆったりした気分でいる時や、身体がホワッとして手足が温かいときは、副交感神経が優位に立っています。したがって、肩こりを解消するストレス対策は、副交感神経が優位な状態を作ってあげることが大事になります。

といって、ストレスから逃げることができません。ストレスから逃げようとするから余計にストレスを感じてしまうということもあります。心と身体を柔らかくするためには、ストレスをマネージメントするしかありません。それが、肩こりを解消する道に繋がっています。

 

今日お伝えした5つのステップのポイントは、まずは、どれでもいいですからやってみる事!いきなり100%改善した!なんて事はありませんが、続けていれば必ず肩こりが解消されていくのを実感できるはずです。

肩こりは、心臓病や脳卒中と同じような生活習慣病のひとつです。文明の発達が私達から身体を動かす習慣を奪ったデメリット。身体の緊張と弛緩のバランスが崩れる事によってうまれた新しい病なのかもしれません。

これからの世の中、今にも増してストレスが私達を待ち受けているでしょう。ですので、それに負けないように日々の備えが大事です。心身がリラックスした状態を作る事を忘れずに。さあ、肩こりを解消して、健やかな毎日を手に入れましょう!

 

まとめ。

肩こりを解消するために必要な身体改善5つのステップ

 
1、肩こりを解消するためには、姿勢を正しく!

2、肩こりを解消するためには、筋肉の緊張を除去し、血行をよくすること。
―ストレッチやマッサージで肩こりを解消しましょう。
―入浴の温熱効果で肩こりを解消しましょう。

3、肩こりを解消する方法を自分の意識下で行なってみましょう。
―自律訓練法で肩こりを解消しましょう。

4、肩こりの解消は運動療法で!

5、肩こりを解消する、ストレス対策。


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