なかなか引かない肩甲骨のしびれの原因と改善する方法 

なかなか引かない肩甲骨のしびれの原因と改善する方法 

背中の肩甲骨あたりがしびれる症状がなかなか治らない時に、そのしびれの原因と、症状を改善する方法について調べてみました。肩甲骨とは、背中のちょうど「羽」が生えるあたりに位置する突き出た骨のことです。背中の中心部に位置するため、肩甲骨の不調の原因は、肩の場合と腕の場合と背骨の場合とに広く分かれます。肩甲骨は、周囲から影響を受けやすい位置にある骨と言っていいでしょう。

肩甲骨がしびれるときに、その原因を突き止めるためには、肩甲骨のしびれ以外の症状をよく観察することが大切です。原因がわかれば、しびれ改善の方法もわかるため、注意して原因を探ってみましょう。また、症状改善の方法が難しく、医師に相談した方が良い場合もあります。その場合はすぐに医療機関に受診しましょう。



 

なかなか引かない肩甲骨のしびれの原因と改善する方法 

 

肩こりから肩甲骨へ


パソコンなどのデスクワークに長く携わっている人にとって、肩こりは仕方がない症状でしょう。しかし肩こりを放置しておいては、ゆくゆくは肩甲骨のしびれなどの症状に広がる恐れがあります。

肩こりや首こりは、肩付近の血流を悪化させて、周辺組織に悪影響を与えます。肩甲骨や腕や指先にしびれ症状が出る原因となるのです。そのため、肩こりはその日のうちにお風呂でもみほぐすなどして解消させましょう。腕回しや肩付近のストレッチを毎晩の習慣にしてもいいでしょう。
 

背筋をぴんと伸ばす姿勢


肩こりと同様に、上半身の血流を滞らせる原因として、「姿勢の悪さ」が挙げられます。猫背の人などは、長年の状態の血流の悪さから、肩甲骨あたりにしびれ症状が出る場合があります。椅子に座ってのデスクワークなどに就いている人は、普段から座るときの姿勢に気を付けましょう。

猫背の人は一日数分でもいいので、意識して姿勢を正す時間を持ちましょう。また、家で腹筋や背筋を行うことでも、長時間の姿勢改善につながります。姿勢が改善されたら、肩甲骨のしびれも解消するでしょう。
 

骨盤のゆがみは骨盤体操で改善


上述したように、姿勢の悪さは肩甲骨のしびれにつながります。単に上体の姿勢の悪さだけでなく、歩くときや立つ時にも重心が偏っていて、体全体の姿勢を改善する必要のある場合があります。その場合は、体の中心部に位置する骨盤の位置を意識して姿勢改善に努めるといいでしょう。

骨盤が歪んでいると、体全体が歪みます。ゆがみは血管や神経の圧迫をまねき、しびれ症状として出てくるでしょう。骨盤のゆがみを治すためには、骨盤体操を行うことが有効です。骨盤体操を紹介した本も多数あるし、整体などに行って指導を受けてもいいでしょう。また、定期的にヨガに通うこともお勧めします。
 

姿勢の悪さが椎間板をすり減らす


姿勢が悪いと背骨の椎間板の骨をすり減らし、すり減った部分から痛みやしびれの症状が出ることがあります。特に椎間板は神経などが集中している場所などで、すり減った骨が周辺の血管や神経を圧迫すると背中にしびれや痛みが出るでしょう。背中でなく、四肢にしびれが出る場合もあります。

ともかく、普段の姿勢の悪さの積み重ねが、神経圧迫という怖い症状にもつながるため、普段から姿勢の矯正に努めましょう。若いうちはよくとも、高齢になってから歩くことができないなどの不具合につながります。

 

頸椎ヘルニアによるしびれ


「肩甲骨のあたりにしびれがあり、血行を良くするように努めても改善されない。」という方も稀にいます。その場合は、頸椎ヘルニアの可能性もあるため、一度病院で検査をしてもらいましょう。頸椎ヘルニアになると、肩甲骨あたりの神経や血管が圧迫されて、肩甲骨にしびれや痛み症状が出ます。

しびれも長引くと、毎晩の睡眠が満足にとれなくなるなどの二次的な不具合が出てくるため、早めに受診するべきでしょう。ヘルニアの場合は治療に時間がかかる場合もありますが、ヘルニアが治ればしびれ症状もなくなるはずです。
 

寝る時のカラーの装着


ヘルニアなど、腰の不調が原因で、肩甲骨あたりに痛みやしびれ症状が出る場合は、寝るときに腰を固定するといいでしょう。寝る時用の腰のカラーなどを購入し、装着してみてください。カラー装着だけで驚くほどにしびれがなくなって快眠できた!という方もいるほどです。肩甲骨のしびれの原因が腰にある場合は、是非ともカラーを試してみてください。
 

悪性腫瘍の可能性?! 


残念ながら、肩甲骨に長期間にわたってしびれ症状が出る場合、悪性腫瘍の可能性も否めません。腫瘍がどこにできているかによって、治療法や予後も変わってきますが、腰の神経部位にできている場合は治療が長引くと考えられます。

肩甲骨のしびれが引かず、原因もわからない時は、しびれている期間やしびれの感じ方(ピリピリとか、ジーンとか)をまとめて、医師に伝えてみましょう。腫瘍が見つかれば気持ちは沈みますが、原因がわかったことで一歩前進と考え、前に進みましょう。
 

なかなかひかない肩甲骨のしびれにお困りの方へ、その原因と改善方法について7つの項目にまとめてみました。肩甲骨は背中の中心に位置するため、しびれ症状があると荷物を持つなどの動作に支障が出ます。また、なによりも寝るときに、寝返りの度に気になってしまい、睡眠の妨げになります。

肩甲骨のしびれは症状が改善するまでしっかりと治すことに集中した方が良いでしょう。睡眠不足や悪い姿勢は万病のもととなり、次なる病気を引き起こす可能性もあるからです。

 

まとめ

なかなか引かない肩甲骨のしびれの原因と改善する方法 

・肩こりから肩甲骨へ
・背筋をぴんと伸ばす姿勢
・骨盤のゆがみは骨盤体操で改善
・姿勢の悪さが椎間板をすり減らす
・頸椎ヘルニアによるしびれ
・寝る時のカラーの装着
・悪性腫瘍の可能性?!