膝蓋骨骨折で急に膝が腫れた!折れ方別の7つの応急処置

膝蓋骨骨折で急に膝が腫れた!折れ方別の7つの応急処置

膝蓋骨は足の中央にあります。足を曲げたり、のばしたり歩くために非常に重要な役割を持っている部位です。この膝蓋骨は硬い骨の部分と柔らかい軟骨から出来ている為、年齢や性別にかかわらず、ちょっとした加減で骨折してしまいます。膝蓋骨を骨折すると「はげしい痛み」「自分で足を伸ばせない」「時として出血」が起こり骨折してしまった本人にはどうする事も出来なくなってしまいます。

転倒後や運動中に足を曲げたままとても痛そうにしている人がいます。見ると膝のあたりがどんどん腫れていき赤みを帯びています。ただ事ではないな。と、誰でも思う事だと思います。そんな時、今回紹介させていただく応急処置を知っていればけがをした人は痛みが少なくなり、治療期間の短縮にも貢献できます。

逆に膝蓋骨骨折の応急処置を正しく出来ない場合、骨折を悪化させてしまったり、完全治癒が出来なくなってしまう事もあります。そんな時もし周りにいたとしたら、どのように対応したら良いのでしょうか?今回は膝蓋骨骨折の応急処置を折れ方別にまとめさせていただきました。

 

膝蓋骨骨折で急に膝が腫れた!
折れ方別の7つの応急処置

 

痛がっている人を前になかなか難しいことですが落ち着いて対応しましょう

膝蓋骨に限らず、骨折をした時は大変な痛みが生じます。これは骨が折れたと同時に周辺の筋肉や皮膚組織の組織も損傷してしまい神経を圧迫したり、炎症症状を引き起こすからです。

また、本来の痛みとは別に腫れあがる骨折部位をみて、恐怖を感じてより痛みを強く感じる事もあります。骨折した人が精神的に安定を保てるように、対応する時は心の中で慌てていても相手が安心できるような空気を作りだすようにしましょう。

 

一人で対応しないで協力者を呼びましょう

骨折に限らず、救急の処置をするときは一人で対応しないで、協力者を呼びましょう。一緒に処置を行い、骨折した人を落ち着かせる人、救急車や病院に行く手段を確保する人、出来るだけ3人以上で対応しましょう。

 

膝蓋骨骨折で腫れが出てきた時は骨折した人を横にする

心臓と患部を同じ高さにする事で心臓や骨折部位の血流の負担を軽減できるので、患部の腫れの程度が軽減できます。立っているよりは座る。座るよりは横になるほうが良いです。

 

骨折による出血や開放創がなくても患部を清潔にしましょう

骨折をした場所が清潔な室内であれば必要以上に気にする事はないのですが、屋外で運動をしていた時に骨折をした時には流水で患部の付着物を取り除いて、患部が観察できるようにしましょう。

 

開放骨折で出血している時は止血をしましょう

膝蓋骨骨折だけでなく患部に傷も出来てしまい、出血のある時は圧迫して止血をしましょう。清潔なタオルで患部を抑えましょう。この時に処置をした人が骨折した人の血液に触れることで思わぬ感染症になってしまう事もあります。

手袋を持ち歩いている人はなかなかいないので直接血液に触れる事のないように厚めのタオルで保護する、ビニール袋で手で覆う等の注意が必要です。

 

骨が見えていたり、変形している時はそのままにして動かないように固定しましょう

骨が見えていたり、膝が曲がったまま動かない時はそのままにしましょう。元に戻そうとして患部を動かすと痛みを生じてしまい、かえって骨折を悪化させてしまう事もあります。

また、患部が関節部位なので動きやすく、動く事でも痛みや骨折の程度の悪化につながるので添え木や段ボールを曲がったままの膝に合わせて包帯やラップで固定をするようにしましょう。この時に固定を止めている包帯やラップがきつすぎると血流を止めてしまうので固定をした後足の指先の変色がないか確認しながら固定を調節しましょう。

 

腫れが出現した時や、患部に熱感がある時は患部を冷やしましょう

骨折をすると周囲の組織も損傷してしまうので腫れてきます。腫れと同時に痛みも出現します。腫れの程度を少しでも軽減するために冷やす事が必要です。冷やすと言ってもけがをした人がガタガタ震えるまで冷やす事は体力消耗につながるのでしないようにしましょう。

水で濡れたタオルをそっと患部に建てても良いですし、氷やクールパックをタオルでくるんでひんやりと感じる位がちょうどよいです。冷やし過ぎて凍傷を起こしてしまう事のないように注意しましょう。

 

転倒や運動中に急に膝のあたりが腫れてしまった時、骨が折れているか、折れていないかの判断する事は躊躇をともなうところですが「膝蓋骨あたりを痛がっている」「自分で足の曲げ伸ばしが出来ない」時には骨折に準じた処置をしましょう。そして、応急処置がすんだら出来るだけ早く病院に行きましょう。

骨折は放置するとそのままくっついてしまい、変形した状態でくっついてしまうと、運動障害や歩行困難の原因になってしまいます。救急のけがをした場面は対応する方も慌ててしまいがちですが、今回紹介した7つの処置方法がお役に立てれば幸いです。

まとめ

膝蓋骨骨折で急に膝が腫れた!折れ方別の7つの応急処置

・痛がっている人を前になかなか難しいことですが落ち着いて対応しましょう。
・一人で対応しないで協力者を呼びましょう。
・膝蓋骨骨折で腫れが出てきた時は骨折した人を横にする。
・骨折による出血や開放創がなくても患部を清潔にしましょう。
・開放骨折で出血している時は止血をしましょう。
・骨が見えていたり、変形している時はそのままにして動かないように固定しましょう。
・腫れが出現した時や、患部に熱感がある時は患部を冷やしましょう。


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