デスクワークが辛い時に!オフィスで出来る、簡単肩こり解消術☆

デスクワークが辛い時に!オフィスで出来る、簡単肩こり解消術☆
毎朝、山のように届いているメール。それら全てに目を通して、必要ならば返事を書く。気がついたらもうお昼。30分で昼食をとって、午後は長い会議。17時になる前に急ぎの用件を取引先に連絡。電話が減ってきた夕方からは、やっと落ち着いてプレゼンの資料をPowerPointで作成、、、

そんな毎日をすごしているあなた、今日は何時間イスに座っていましたか?何時間パソコンの前にいましたか?デスクワークで同じ姿勢を続けることが肩こりの原因。これは周知の事実です。それでも仕事は容赦なく、あなたをイスに縛り付けます。そして肩こりは積もり積もって、さらにひどい肩こりに…

この悪循環は早めに断ち切る必要がありますよね。今日はオフィスの中で、デスクにいるままで、簡単に肩こりを解消する方法をご紹介します。

 

 

デスクワークが辛い時に!
オフィスで出来る、簡単肩こり解消術☆

 

座ったまま肩甲骨を「はがす」ストレッチ

座った姿勢のまま上半身だけをストレッチして、肩こりを解消しましょう。

まずは、正面を向いたまま頭を左に傾けます。左耳を左肩に出来る限り近づけるように傾けましょう。傾けたままの姿勢を30秒間キープ。右耳も右肩に近づけて30秒間。左右交互に行います。

次は顔だけ左を向きましょう。そして鼻を左肩にできるだけ近づけるように傾けて、その姿勢で30秒間。同様に鼻を右肩に近づけて30秒間、左右交互に行います。

最後に、両腕を開いて肘から上を天井に向けたまま、肩甲骨を下方向に動かします。胸をぐっと張り出すように肩甲骨を下げ、下げたままで5秒間キープしましょう。これを10回程度繰り返します。

この一連のストレッチで、首、肩、背中がスッキリします。パソコンに向かい続けているときなら、1時間に1回のペースでこのストレッチを行うことをおすすめします。

 

少しだけ席を立って、肩と腰をリフレッシュ

もし席を立つ機会があれば、肩と同時に腰も伸ばせるストレッチをやってみましょう。

正面を向いて立ち、右手で左手首を背中側で掴みます。右手で左腕を下に引っ張りながら、右耳を右肩に近づけるように傾けましょう。首から肩、背中、腰まで伸ばすイメージで、腕を引っ張った姿勢を10秒間キープ。

そして次は反対側です。左手で右手首を掴んで下に伸ばしながら、首を左に傾けます。同じく10秒間伸ばしたままキープしましょう。

席を立ったついでに、30秒弱で全身をほぐせます。もし余裕があれば、両手の指を組んで手のひらを上に向けて、両腕を頭上に目一杯伸ばすストレッチ、手のひらを前方に向けて腕を前方に伸ばすストレッチもあわせて行ってみましょう。

 

肩こりは目の疲れから!目に効くツボ押し

同じ姿勢とともに、目の疲れも肩こりの原因と言われています。パソコン画面や書類で疲れた目をスッキリさせるツボがありますので、目の疲れが気になった時にはこまめにツボを刺激してリフレッシュしましょう。

小骨空(しょうこっくう):両手の小指の第一関節にある、眼精疲労に効くツボです。小指の第一関節の中央辺りをもう一方の手の人差し指と親指で挟むように、3秒程度押しましょう。力加減は痛気持ちいいくらいで、繰り返し数回押します。

合谷(ごうこく):両手の人差し指と親指の骨が合流するところから、やや人差し指よりにある窪みが合谷というツボで、眼精疲労だけでなく、頭痛や肩こり、痛み止めにも効果があるという「万能ツボ」です。もう一方の親指で、痛気持ちいいくらい押しましょう。痛すぎては逆効果ですよ。

魚腰(ぎょよう):ちょうど眉毛の中心付近、黒目の真上付近の眼窩(眼球が入る頭蓋骨の窪み)の縁に、へこんでいる部分があります。ここが魚腰という神経が集中しているツボです。ここを親指の腹などで押すのですが、敏感なツボですので、強く押しすぎないようにしてください。少しジーンとするくらいの強さで押すと、目がスッキリしますよ。

これらのツボ押しは座ったままで、しかも目立たずにできるので、会議中など人目が気になる場面でも気軽に押せます。

 

肩こりは血行不良から!温めて血流回復

肩の筋肉がこわばり、血管が締め付けられて血流が悪い状態だと、疲労物質が肩に蓄積していきます。これも肩こりの原因の一つ。血流を回復させて、痛みやだるさを取り除きましょう。

冬はもちろん、夏でも冷房の影響で血流が悪くなることはありがちです。そんな時は、濡れタオルを固く絞って電子レンジで1分間温めれば、蒸しタオルの出来上がり。その蒸しタオルを両肩とうなじにかかるように乗せれば、血行が改善します。

オフィスで蒸しタオルはちょっと…、という方には、貼るタイプの使い捨てカイロ。肩や肩甲骨の周りといった場所でも、はがれずに温め続けてくれます。もちろん低温やけどには気をつけて。2時間程度で外しましょう。

裏技としては、市販の湿布薬を貼って、その上から貼るカイロを貼って温める方法があります。湿布薬にはフェルビナクという成分が含まれていて、これは肌から吸収されて痛みをやわらげる効果があります。消炎鎮痛剤ですが、特に鎮痛効果が高い薬です。鎮痛効果と同時に温める。これは肩が楽になります。湿布薬は温湿布でも冷湿布でも大丈夫ですが、やはり温めるので温湿布の方がおすすめです。

 

水分とビタミン補給で血液をサラサラに!

オフィスは温度も湿度も、人間が快適と思える状態に、可能な限り管理されています。しかし、湿度が低すぎるのも問題です。乾燥していると体内から水分が出て行ってしまい、血液がドロドロになってしまいます。なのでデスクにいるときはこまめな水分補給を忘れないようにしましょう。

糖質やタンパク質をエネルギーに変えて筋肉や神経に供給するビタミンB群は、肩こり症状の改善に効果があります。また、ビタミンEは毛細血管を広げて血行を改善する効果があります。ビタミンB群とビタミンEのサプリメント補給も効果ありです。

 

オフィスにいながら簡単にできる肩こり解消法をご紹介してきましたが、共通することは、こまめに肩こり対策を行うことです。同じ姿勢で長時間デスクワークする間、1時間につき3分程度の対策を意識して行うだけで、肩こりになる原因が蓄積されるのを防ぐ効果があります。

肩こりの原因は、姿勢・眼精疲労・寒さ・精神的ストレスなどなど、いろいろあります。長時間、根を詰めてデスクワークすることは、肩こりの原因が大集合ですから、ほんの少しの時間でいいので、リフレッシュを何度かはさみましょう。

簡単なストレッチで身も心も軽くなるなら、楽なもの。仕事中でもバランス良くリフレッシュして、疲れを蓄積させなければ、あなたの休日もより充実すること間違いなしです!

 

今日のまとめ

・座ったまま肩、腕、肩甲骨周りをストレッチ
・立って30秒間、肩、腕、背中、腰をストレッチ
・他人に気付かれずにツボ押しで眼精疲労予防
・カイロや湿布薬で血行改善&痛みをやわらげる
・水分とビタミンをこまめに補給


連記事
タイトルとURLをコピーしました