怪我でもないのに腕が痛い!その原因と緩和法アドバイス

怪我でもないのに腕が痛い!その原因と緩和法アドバイス

特に目立った運動や、けがをしたわけでもないのに腕が痛くなったことはありますか?

腕の痛みはただの筋肉痛から深刻な病気の症状まで、色々な原因が考えられます。原因不明の腕痛にお悩みの方のために、腕が痛い原因と、痛みを緩和するアドバイスについてまとめてみました。身体の中で一番よく使う手を支える腕ですから、痛みの原因は多種多様にわたります。数日前の意外な動作が原因だったり、実は怖い病気から来る痛みだったり。

あなたの痛みに当てはまるものを見つけたら、その痛みの緩和法を是非、試してみてくださいね。たかが腕が痛いだけだと放置せずに、腕痛の原因を知っておくことが、まず第一に大切です。病気が原因で腕が痛い場合でも、早めに原因を知ることで、病気の治療もスムーズに行きます。

 

怪我でもないのに腕が痛い!
その原因と緩和法アドバイス

 

重い荷物で腱鞘炎

サラリーマンの方など、思いアタッシュケースなどを長時間持って腕が痛い等の症状が出たことがあるのではないでしょうか。

その腕の痛みの原因は、重い荷物を持ち続けたことによる腱鞘炎が原因と思われます。アタッシュケースでなくとも、重いものを持ち続けることによる腱鞘炎の痛みは、多くの方が経験しています。原因不明の腕の痛みに悩んでいる方は、ここ数日間で重い荷物を持ち続けたことがあるかどうか、一度よく記憶を探ってみてください。

 

高いところのお掃除で

主婦の方に多いのですが、腕が痛いが原因がわからないという方は、高い場所の拭き掃除などで腕を上げっぱなしにしていたのではないでしょうか。

腕を上げたままにして長時間作業すると、次の日から数日後に、腕が痛くなることがあります。腱鞘炎とも筋肉痛とも言えますが、あまりに激しい腕痛の場合は受診した方がいいでしょう。

 

首の歪み

間違った姿勢が癖になってしまい、そのままで長時間い続けると、身体は次第に歪んできてしまいます。身体の骨格の歪みから、身体の各部位がある日突然原因不明の痛みを発症することがあります。あごを引かずにあげっぱなしであったり、顔を傾けたままであったりと、日常生活の癖から「首の歪み」がある方は、それが原因で腕が痛くなることがあります。首と腕、関係があるのかと思うでしょうが、実は関係が大ありなのです。

首の歪みによって圧迫され続ける神経は、腕につながっているため、腕がしびれたり腕が痛い等の症状が出るのです。原因不明で腕が痛むとき、首が歪んでいないかどうかをチェックしてみるといいでしょう。

 

長時間のパソコンワーク

パソコンを使ったデスクワークを長時間していると、腕が痛い等の症状が出ることがあります。一種の腱鞘炎ですが、パソコンが原因で腕痛になる場合は、姿勢が大きく影響してきます。つまり、背筋を伸ばして正しい姿勢で肩の力を抜いてパソコン作業をしていたら、腕が痛くなるということはあまりありません。ゆがんだ姿勢で肩をはって、腕の力でキーボードを操作し続けると、それは腕痛に発展するでしょう。

長時間のパソコンワークを余儀なくされる人口が急激に増え、パソコンに向かう時の姿勢や心構えも見直されてきています。あまり作業に没頭しすぎずに、こまめに休憩をはさんで腕のストレッチを怠らずにしましょう。

 

四十肩から腕痛に

四十肩のお年頃の方は、ある日急に腕が痛い等の症状が起こります。老化現象の一つとも言えるため、避けようがないとも考えられますが、老化は遅らせたり緩和させたりすることができます。

まず、急に肩や腕が痛みだし、四十肩と思われた場合は炎症を抑えるために冷やすことが大切です。そして初期の激痛がおさまれば、次は患部を温めることが大切です。炎症具合は人によって違うため、必ずお医者さんの診断のもとに冷やしたり温めたりしましょう。

 

頸椎椎間板ヘルニア

首を前後に動かした時に腕が痛い等の症状がある場合は、頸椎椎間板ヘルニアの可能性があります。頸椎椎間板ヘルニアになると、腕が痛くなったりしびれたりします。腕に痛みが来るということは、頸椎椎間板ヘルニアは進行した状態であると考えられるため、すぐさま受診して治療にあたった方がいいでしょう。頸椎椎間板ヘルニアになる原因は、上述したように、重い荷物をもったり、長時間のパソコンワークをしたりすることが挙げられます。

ですから、「ただこっているだけだ。」とか、「腱鞘炎だ。」などと勘違いして軽視しないで、原因不明の腕痛のときにはきちんと受診するようにしましょう。頸椎椎間板ヘルニアが進行してしまっては大変なことになります。

 

胸郭出口症候群

肩周りや腕が痛み、手先にしびれなどが感じられるときは、胸郭出口症候群かもしれません。胸郭の出口付近で神経や血管が圧迫され、肩や腕が痛い等の症状がでるのです。毎日腕を上げたり、肩を回したりしてストレッチをすることで、胸郭出口症候群は予防できます。

また、偏った食生活なども胸郭出口症候群の原因となるため、規則正しい栄養バランスに気をつけた食事を心がけましょう。胸郭出口症候群になってしまったら、カイロなどの整体院に相談し、施術を受けることで痛みを緩和することができます。

 

怪我でもないのに腕が痛いとき、考えられる原因と緩和法を紹介してきました。

しびれを伴う痛みだったり、腕だけでなく肩や手先までも痛む場合など、痛みの種類も原因もさまざまです。たかが腕の痛みと自己判断で軽視せずに、早めに受診して原因を突き止めることが、一番大切です。

働く人間にとって、四肢はとても大切なもの。中でも腕は、どんな仕事でも必ず使う大切な部位です。痛みを放置せずに、慢性化する前に治療で完治してあげてくださいね。

 

まとめ

怪我でもないのに腕が痛い!その原因と緩和法アドバイス

・『腱鞘炎』重い荷物の運びすぎ?
・高いところのお掃除、しましたか?
・首の歪みが原因かもしれません
・長時間のパソコンワークには休憩をはさみましょう
・四十肩はある日突然起こります
・『頸椎椎間板ヘルニア』すぐ病院に行きましょう
・『胸郭出口症候群』しびれを感じたらこれかも


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