手の痺れは放っておいちゃダメ!進行すると怖い病気とは

手の痺れは放っておいちゃダメ!進行すると怖い病気とは

私たちは、生活しているとき必ず手を使っています。手は私たちが日常生活を送るうえで不可欠なものと言えます。この手ですが、身体の異常に敏感に反応している場合があります。それは、痺れとして現れる場合があります。

始めは、大したことはないと思っていてもそのままにしておくと危険な場合があります。それは大きな病気のサインかもしれません。もし大きな病気であれば出来るだけ早く発見して早期治療に努めたいですね。どんな病気も早く発見できれば症状を食い止めることが可能です。今日は、手の痺れが起きた時に考えられる病気についていくつかお伝えしたいと思います。

 

手の痺れは放っておいちゃダメ!
進行すると怖い病気とは

 

痺れの種類を知ろう

手の痺れといっても様々です。指先が痺れたり、手の平全体が痺れたり、手の甲が痺れているのかもしれません。また片手だけなのか、両手とも痺れているのかによっても原因は異なります。また痛みを伴う痺れや動きに支障が出るような痺れなのかなども重要です。自分の痺れの種類をまず知るようにしましょう。

 

脳の病気に注意しよう

手の痺れで特に危険なのは脳の病気ゆえに引き起こされているものです。症状としては、手の痺れと同時に身体のだるさや発熱、頭痛、吐き気が起こります。このような場合、脳梗塞や脳卒中が疑われます。この病気は治療が遅れれば命にかかわるものですので、すぐに病院を受診する必要があります。必要なら救急車で病院に行く必要があるほど緊急な場合もあります。

 

糖尿病に注意しましょう

手の指の痺れとともに足の裏や先にも痺れが現れることがあります。そして痛みも加わっている場合は糖尿病により引き起こされる神経障害が疑われることがあります。糖尿病が原因となって痛みが引き起こされている場合、時間がたてば治るということはありませんので早めに専門家に診てもらう必要があります。

もし、放っておくと症状は悪化するばかりで指先の感覚が無くなったりひどくなると壊死を引き起こすことがあります。このような状態を避けるために早めに病院を受診しましょう。

 

首の異常に注意しよう

首を前後に動かしたときに手や腕に痺れを感じたり、物を持つときに力が入りにくく感じる場合、頸椎椎間板ヘルニアが疑われます。この病気も、歩行障害や普段の生活で使う箸やコップなどの軽いものであっても持ちづらくなり、日常生活に支障をきたすものになります。病院で正しい治療を受けましょう。

 

手の神経障害に注意しよう

夜から朝型、手の小指以外に痺れが出る場合、手根管症候群が疑われます。この病気は痺れの出る場所が特徴的です。手の神経は手首の部分で束になっていますがここが圧迫されることによって引き起こされるものです。進行すると筋肉が委縮し、ボタンを付けるなどの手先の細かい作業が困難になります。進行してしまうと回復するのが難しくなる病気ですから、痺れが起きたら我慢するのではなく、病院を受診するようにしましょう。

 

腫瘍に注意しよう

手の痺れとともに背中に強い痛みを感じたり、手先の感覚が鈍くなったり頭痛などいくつかの症状を感じる場合、脊椎腫瘍が疑われます。これは、悪性の場合と両性の場合がありますが、どちらにしても手術によって腫瘍を取り除く必要があります。もし発見が遅れると手術することが難しくなったり、手術できたとしても後遺症が残る場合もあります。ですから早めの受診が必要です。

 

独断に注意しよう

まず、手に痺れを感じたらそれに伴って何か症状が起きているか確認することは大切です。また痺れが起きる特有の時間や状況があるでしょうか?いくつかの症状が重なって発症している場合、我慢したり持っている痛み止めで一時的に痛みを抑えようとするのではなく病院を受診することは大切です。

 

いかがでしたでしょうか。

手の痺れと言ってもこんなにも沢山の病気が隠れていることがあるのです。今回は、放っておくと日常生活に大きな支障を来たすものや、命にも関わる重大な病気だけを取り上げましたが、手の痺れを引き起こしている病気は他にも沢山あります。

手の痺れといっても甘く見てはいけません。身体の中では何か大変なことが起こっているかもしれないのです。実際に、こうした小さなサインに早く気付いた結果、一命を取り留めた人も少なくありません。それぐらい重大なことなのです。もし手の痺れがあるなら何かの異常を知らせるサインと考えて一度、専門家を受診してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

手の痺れは放っておいちゃダメ!進行すると怖い病気とは

・痺れの種類を知ろう
・脳の病気に注意しよう
・糖尿病に注意しましょう
・首の異常に注意しよう
・手の神経障害に注意しよう
・腫瘍に注意しよう
・独断に注意しよう


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