腱鞘炎の予防法!普段から心がけておきたい7つの対策

腱鞘炎の予防法!普段から心がけておきたい7つの対策

手や腕を使いすぎて休めないと、腕などにある腱鞘部位が炎症を起こし、腱鞘炎になってしまいます。手や腕が腱鞘炎になると、震えたりひきつったりするため、動かすことが困難になります。当然、日常生活にも仕事にも多大な影響を及ぼします。

腱鞘炎を危ぶむほどに手や腕を酷使している人は、普段から腱鞘炎予防のための習慣を身につけましょう。パソコンなどのデスクワークでも腱鞘炎になる人もいるくらいですから、とにかく四肢の使い過ぎは注意しなくてはなりません。

また、道路工事や森林伐採などの仕事についている人の中にも、腱鞘炎になる人が多いと聞きます。手は人の生活に欠かせない大切な役割を果たしてくれる部位です。

大切に扱い、腱鞘炎などのトラブルから守ってあげましょう。以下に腱鞘炎予防法を紹介していくので、生活に取り入れてみてください。

 

腱鞘炎の予防法!普段から
心がけておきたい7つの対策

 

腕のストレッチ

腱鞘炎は、腕が圧倒的に多いと言えるでしょう。重い荷物を持ち続けたり、機械の振動を支え続けたりすると、腱鞘炎になる可能性があります。

道路工事の時の機械を使ったり、引越し屋の荷物を持ち続けるようなイメージを持たれるかもしれませんが、もっとみんなの日常になじみのある事柄でも、簡単に腱鞘炎になるのです。

たとえば、書き物をして鉛筆を持ち続けたり、出産して赤ちゃんを抱き続けたりするだけでも腕は腱鞘炎になるのです。そこで、日常生活の中で腕を酷使している場面があるときは、必ず合間に腕のストレッチをはさみましょう。

両腕を上げて肩をぐるぐる回してもいいですし、片方の手を使って反対側の腕の筋肉を伸ばしてもいいでしょう。簡単な動作ですが、やるのとやらないのでは大きな違いがあります。

 

時間が空いたら首まわし

首から腕にかけての筋肉は、とても密接な関係にあります。肩こりや首こりがひどいと、些細なことで腕が腱鞘炎になったりするのです。ですから、腕の腱鞘炎予防のためにも、普段から首や肩周りのこりも解いておくといいでしょう。

パソコンなどのデスクワークは首肩周りの筋肉をカチカチにしてしまうため、時間が空いたときには首回しや肩回しをして緊張を解くようにしましょう。腱鞘炎予防のためには、上半身の緊張全てをほぐしておくことが一番です。

 

早起きをしてラジオ体操

一昔前は夏の風物詩だったラジオ体操ですが、今ではあまり見かけなくなってしまいましたね。しかし早起きしてテレビをつけると、ラジオ体操をしている局もあるのです。

ラジオでもテレビでもいいのですが、毎朝のラジオ体操を習慣づけるだけで、体は5歳若返ると言います。ラジオ体操は体全体の緊張をほぐし、血行を良くしてくれる健康的な体操なのです。

腱鞘炎になるほどに腕を酷使している方にとっても、ラジオ体操で全身を伸ばすことはとてもいいことです。緊張が解けて腱鞘炎になりにくくなるでしょう。

 

毎日1時間半のウォーキング

腕の使い過ぎで筋肉に炎症が起きてしまう腱鞘炎ですが、普段から血行を良くしておけば腱鞘炎予防にもなるのです。血の巡りが良ければ、腱鞘炎どころかすべての病気の予防になるとも言われているくらいです。

逆に血の巡りが悪い体はあらゆる病気を引き起こします。血行を良く保つために、毎日1時間半は歩くことが大切です。1時間半をぶっ続けで歩く必要はありません。30分のウォーキングを3回でもいいのです。

「健康のために毎日1万歩歩く!」という言葉をよく聞きますが、それと同じことです。体の血行を良くして、筋肉の緊張を少しでもほぐしやすくしておきましょう。

 

週末はランニング

適度な運動を習慣づけておけば、運動不足による体の支障を予防することができます。かといって、忙しい毎日で運動を習慣づけることは困難でしょう。その場合は、週末のほんの1時間だけでもいいのです。

毎週末に1時間ランニングやジムに行くくらいなら、忙しい現代人でも十分可能でしょう。ランニングは足にこそ筋肉がつくようなイメージなのですが、実は走るたびに腕を振っているため、腕にも適度な筋肉がつくのです。

逆に、腕立て伏せなどをしっかりとしてランニングを行うと、腕の振りに合わせて足の動きもよくなり、ランニングが楽になるとも言います。ランニングによる腕ふりは、腱鞘炎予防にも役立ちます。

 

お風呂ではリラックス

毎日の疲れた体を、夜は必ずゆっくりと休めてあげましょう。睡眠も大切ですが、寒い冬には体をゆっくりと温めるお風呂が一番効果的です。筋肉が炎症を起こすほどになる前に、筋肉全体の緊張を、お風呂でゆっくりとほぐすことで腱鞘炎の予防になるのです。

仕事や日常生活で、腕を酷使して疲れているなぁと感じたときは、とくにゆっくりとお風呂でリラックスするようにしましょう。疲れをとらずに次の日に残せば、疲れはどんどん蓄積されて、やがて腱鞘炎になってしまうでしょう。その日の疲れはその日のうちにとるように心がけましょう。

 

体全体の筋力を!

ムキムキマッチョのボディービルダーの人などは、体の「こり」とは無縁だと言います。筋肉を体に張り巡らせておけば、血行が良くなり体が疲れにくくなるのです。

私たち一般人はなかなか「ムキムキマッチョ」にはなれませんが、普段から軽い筋肉トレーニングを習慣づけておくことくらいはできるでしょう。テレビを見ながら腹筋でもスクワットでもいいのです。腕の腱鞘炎予防であれば、腕に筋肉をつけておくといいでしょう。

筋肉のない人が筋力以上の力を長時間出し続けるから腱鞘炎になるのです。筋力でカバーできる程度の力であれば、腱鞘炎になることもなく出し続けられるのです。腕の腱鞘炎予防のために、普段から腕立て伏せなどを習慣づけておくといいですね。

 

さて、腱鞘炎の予防のために普段から心がけておきたい事柄について紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。一度腱鞘炎になってしまったら、完治するまで数週間は不自由な状態が続きます。

そうならないためにも、普段から腱鞘炎予防のためにできることをしておきましょう。紹介した7つの対策は、腱鞘炎予防だけでなく、体全体の健康につながるものばかりですから、未病(病気とまではいかないけれど体調が悪いこと)にも効果的ですよ。

 

まとめ

腱鞘炎の予防法!普段から心がけておきたい7つの対策

・腕のストレッチ
・時間が空いたら首まわし
・早起きをしてラジオ体操
・毎日1時間半のウォーキング
・週末はランニング
・お風呂ではリラックス
・体全体の筋力を!


連記事
タイトルとURLをコピーしました