テニス肘の痛みを解消☆簡単な7つのリハビリメニュー

テニス肘の痛みを解消☆簡単な7つのリハビリメニュー

テニス肘になると、ちょっとした日常動作でもピキーン!と肘が痛みます。何気ない動作で激痛が走るため、日常生活がとても困難になります。一度テニス肘になると、痛みはすぐには治まりません。電流が走るかのような痛みを恐れて、行動全てがびくびくとぎこちないものになってしまいます。そんなテニス肘も、正しい処置とリハビリをしていけば、時間はかかるものの、ほとんど完全に痛みから解放される日がきます。日常の行動に不自由な思いをしない範囲で出来る、簡単な7つのリハビリ方法を紹介いたします。

 

テニス肘の痛みを解消☆
簡単な7つのリハビリメニュー

 

よく冷やそう

まず最初に、肘にかつてない激痛が走った時、応急処置として冷やすことが一般的となります。テニス肘は文字通り、テニスをしている最中におこりやすいものなので、アイシングや冷湿布などで患部を冷やすことで、一時的に痛みを緩和させます。

ただし、冷やすことはあくまでも、お医者さんに行くまでの救急処置です。長期的にテニス肘を治す場合は、リハビリの一環として温めることが治癒方法となりますので、誤解のないように願います。どうしても抜けられない仕事中に、我慢できない痛みが襲ってきた場合も、冷やして対処しましょう。

 

患部の筋肉をほぐそう

テニス肘で痛むときとは、痛む場所の筋肉が炎症を起こしているということなので、その場所を反対の手の親指などで、ぐりぐりとほぐしてあげると良いでしょう。専門的なマッサージなどは必要なく、自分の気持ちのいい力加減でもんであげればいいだけなのです。

親指がつかれたら、握りこぶしや親指の付け根など、「気持ちいい」と感じられる部位で、患部の筋肉をほぐしてあげてください。肘部分の筋肉をほぐすことは、テニス肘を予防する効果もあるため、初発再発を防ぐために行うこともおすすめします。

 

温めよう

一度テニス肘になってしまうと痛みはすぐにはおさまりません。安静にして、筋肉マッサージやストレッチをすることで、数日かけて徐々に痛みは引いていきます。慢性化した肘の痛みを緩和するためには、肘部位の筋肉の緊張をほぐすべく、お風呂などで肘をゆっくりと温めてあげると良いでしょう。

痛む部位の筋肉を、不自然な姿勢で使い続けてきたために「テニス肘」になってしまったのですから、じっくりと温めて筋肉をのばしてあげることで、テニス肘の再発も防ぐことにつながります。酷使し続けてきた腕の使い方も、これを機に、改められるといいですね。

 

テニスを休止しよう

当然と言えば当然のことですが、テニス肘になってしまった原因の動作を、治るまではやめてください。文字通り、テニスをしていてテニス肘になったのなら、テニスを休止すればいいだけのこと。

それなら話は早いのですが、問題はテニス以外の原因でテニス肘を発症してしまった場合です。何が原因でテニス肘になってしまったのか、原因がはっきりと特定できる場合は、その原因動作をしばらくの間休止しましょう。原因がわからない場合でも、テニス肘を発症した後に「痛む動作」を見直してみましょう。

最近ではパソコンをよく使うビジネスマンが、マウス操作が原因で「テニス肘」になることが多いようです。そのほかにも、スマホや電車のつり革に長時間ゆられて…等など、原因は意外なところに潜んでいます。シップや鎮痛剤などで、一時的に痛みを緩和させたとしても、テニス肘になった原因動作を続けていたのでは、いつまでたっても治りません。

自分の行動パターンをよく考え、テニス肘になってしまった原因の動作を、治るまではしっかりと休止しましょう。

 

鎮痛剤を使おう

あまりに痛みが激しい時は、非ステロイド性消炎鎮痛剤というものを使う場合があります。痛みの原因物質を取り除いてくれるお薬ですが、残念ながら効果には個人差が大きくあるといいます。つまり、効く人と効かない人がいるということです。

効かない場合は痛みに耐え続けなければならないので、諦めて別の痛みの緩和法を探しましょう。非ステロイド性消炎鎮痛剤が効いたとしても、一時処置にすぎません。結局テニス肘は、日々の安静やストレッチなどで長期的に治療する必要があるため、あまり薬を当てにしないことをおすすめします。

 

テニス肘用バンドを使おう

肘が痛むとわかっていても、ついつい日常と同じ動きを無警戒にしてしまい、肘に走る激痛で「うっ!」となってしまいますよね。テニス肘になった方なら誰でも経験していることです。習慣になってしまっている日常動作はそう簡単には変えられません。

そこで各種メーカーが作ってくれている「テニス肘用バンド」の出番です。このバンドはテーピングのように、痛む方向への伸縮を調整してくれるバンドなので、うっかり「うっ!」と痛むことを避けられます。安静にすべきといわれても、家で寝てばかりはいられませんよね。出勤時には痛み緩和のためにテニス肘用バンドを装着していくといいでしょう。ある程度の動きは制限されますが、電流が走ったかのような激痛は阻止できるはずです。

 

手首のストレッチをしよう

ストレッチをする場合、大切なのは腕をまっすぐに伸ばすことです。腕をのばして手首を前後左右にそらせて数秒間伸ばしましょう。手首の伸筋群をほぐすことが、テニス肘を治すために必要なのです。毎日、電車の中でも仕事の合間でも、簡単に短時間で出来るストレッチ法なので、是非試してみてください。

 

さて、テニス肘の痛みを解消するための簡単な7つのリハビリメニューを紹介いたしました。テニスプレーヤーがテニス肘になった場合は、専門家の指導のもとに、もっと厳密なリハビリを行うことでしょう。ここで紹介させていただいたのは、あくまでも一般人向けのリハビリ方法です。日常生活を送りながら、テニス肘を治癒するための簡単な方法です。一日も早く痛みから解放されるために、まずはじっくりと長風呂で温めることから始めてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

テニス肘の痛みを解消☆簡単な7つのリハビリメニュー

・よく冷やそう
・患部の筋肉をほぐそう
・温めよう
・テニスを休止しよう
・鎮痛剤を使おう
・テニス肘用バンドを使おう
・手首のストレッチをしよう


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