【沖縄うわさ話】ネットで話題の7つの都市伝説

【沖縄うわさ話】ネットで話題の7つの都市伝説

沖縄うわさ話をまとめてみました。「沖縄」というと、本土にいる誰もが「きれいな海」や「米軍基地問題」を連想するでしょう。南国の外国気分を味わいつつもパスポートいらずの日本であるという気安さから、沖縄は人気の観光地です。

そんなパラダイス沖縄に、恐ろしい都市伝説があるのをご存知でしょうか。沖縄は日本でありながらも、古くから中国や朝鮮半島や台湾とも密接な交流を築き上げ、日本語とは違う独特の言葉を持つ、日本であって日本ではない不思議な島です。

日本政府の勝手な線引きによって「日本」と言われているものの、沖縄は「沖縄」のものであり、決して「日本」のものではないのだということは、沖縄文化を学べば容易にたどり着く結論でしょう。そんな沖縄を、ネットで話題の怖い都市伝説からひも解いてみたいと思います。

 

【沖縄うわさ話】ネットで
話題の7つの都市伝説

 

天の羽衣伝説のある公園の猟奇的殺人

日本は島国であるため、古来から「海の向こうはニライカナイ」という意識を持つ民族です。特に、沖縄のような面積の島では、より顕著に「海の向こうはニライカナイ」という考えが浸透しています。

海に囲まれた沖縄は、この世(大地)とあの世(海)がごく近い距離に存在する地域だと言えるでしょう。そんな沖縄だからこそ、霊にまつわる伝説は多数存在します。天の羽衣伝説のある森川公園では、デートをしていた若いカップルを襲った恐ろしいうわさ話が存在します。

デート途中に公園わきに車をとめ、トイレに行ったカップルの男性。男性の戻りを待つ女性が、不審な音を気にして車外に出たら、車の上に猟奇的な怪人がいたとのことです。怪人は片手に刃物を持ち、もう片方の手にはカップルの男性の生首を持っていたそうです。

そして笑いながら車の上をドンドンと跳ねていたそうな…。暑い南国であっても冷汗が出そうな恐ろしいうわさ話です。

 

多数の子どものうめき声

沖縄といえばあの恐ろしい太平洋戦争の、史上最悪の陸上戦が繰り広げられた舞台を、誰しもが連想することでしょう。陸上戦は戦局が悪化するごとに、数十万人にも及ぶ多くの市民を巻き添えにして死に至らしめました。

多くの市民は捕虜を恐れて心中の道を選びましたが、死を望まない幼い子供たちまで巻き添えにされた多数の例は、語り継がれて人々の胸を打ちます。数十名の幼い命を心中に追い込んだチビチリガマ跡地では、夜な夜なうめき声や悲鳴が、戦後数十年たった今でも聞こえてくるとのうわさ話があります。

 

ユタの修行場の大山貝塚

日本の本当とは違い、沖縄独特の文化であるといえる「ユタ」の存在を知っていますか。ユタは古くから沖縄に住む人の心のよりどころとされてきました。「宗教」と言ってしまうと違和感がありますが、沖縄の人はユタの言葉を神の言葉のように真摯に受け止めます。

そんなユタの修行場と言われている大山貝塚は、霊力が強いために普通の人が足を踏み入れると気絶したり高熱が出るなどの不可解な症状があらわれるそうです。車のブレーキが利かなくなるなどのうわさ話も存在するほどです。

 

沖縄の地下に埋まっているもの

沖縄には地下鉄がありませんよね。その原因は、太平洋戦争時に埋められた地雷などが多数あるためとのうわさ話があります。

大量の不発弾が地下に埋まっているなど、それだけでも恐ろしい話ですが、実は埋まっているものは旧日本軍が作った秘密兵器だともうわさされています。真偽を確かめるためであっても、決して掘り起こしたくなくなりますね。

 

「アマンチュ」と呼ばれる巨人

沖縄南部の佐敷町には、その昔「アマンチュ」と呼ばれる巨人が住んでいたとのうわさ話があります。

「巨人」と言っても、身の丈3mほどだったらしいので、文化を伝える渡来人の背が高く、「巨人」として語り継がれてきたのかもしれません。今でも文化芸能などで「アマンチュ」を模した劇が行われることもあり、人々の間では親しまれているようです。

 

名護市の民家で一家惨殺

名護市にある廃屋では、昔一家惨殺された家族の霊が、未だに血塗られた足跡で家じゅうを走り回るという身の毛もよだつうわさ話があります。今から30年ほど前、平穏な家庭の次女に交際を断られた男が、斧を片手に一家全員を次々と惨殺したそうです。

その猟奇的な殺人現場を目にしたとき、死体を見慣れているはずの警察官でさえ思わず吐き戻してしまったとか。平和な家族が一夜にして血みどろの肉片に姿を変えてしまった現場には、覚悟のない方は決して足を踏み入れないようにしましょう。

 

沖縄に住む「きじむな~」

きじむな~という名前を、沖縄に行った人なら聞いたことがあるかもしれませんね。きじむな~は古くから沖縄に住み、漁に出かけたり木に登ったりするそうです。私たちの感覚でいえば「妖怪」や「妖精」といったところでしょうが、そういう既成の概念に当てはめることのできない存在です。

「きじむな~をどこそこで見た。」とか「きじむな~に道を迷わされた。」などのうわさ話は、沖縄に住む人の間で昔からささやかれています。大漁をもたらしたり、人を道に迷わせたりと、気まぐれでいたずら好きな親しみやすい存在で、沖縄の人には古くから愛されていると言えるでしょう。

 

さて、日本であって日本ではない、「沖縄」という独特な国に触れるために、沖縄にまつわるうわさ話を集めてみましたが、いかがでしたでしょうか。沖縄という地域を知るためには、沖縄の歴史や、古くから語り継がれるこうしたうわさ話を知ることが第一です。

沖縄を「日本の南に位置する南国パラダイス」なんて安っぽい観光地として考えずに、日本とは違う一つの「国」として尊重して、敬意をもってその地を訪れてみてください。そうすれば、沖縄人が身近に感じる「霊」や「ユタ」や「きむじな~」の存在を、あなたも感じることができるかもしれません。

 

まとめ

【沖縄うわさ話】ネットで話題の7つの都市伝説

・天の羽衣伝説のある公園の猟奇的殺人
・多数の子どものうめき声
・ユタの修行場の大山貝塚
・沖縄の地下に埋まっているもの
・「アマンチュ」と呼ばれる巨人
・名護市の民家で一家惨殺
・沖縄に住む「きじむな~」


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