オフィスで出来る、5つの首こり解消術!

オフィスで出来る、5つの首こり解消術!
パソコン作業をしていたら、頭が重い、目も見えにくい、気分転換に画面から視線を外して、オフィス全体を見ようとしたら、首こりで首が回らなかった。仕方がないから、またパソコン作業に戻ったら、だんだん、頭痛や吐き気も始まって、イライラするし肩も痛い。こんな経験をされている方は多いのではないでしょうか。この厄介な首こりは、パソコン作業につきものです。

首こりで頭が重くて気分が悪いと、気持ちも重くなりますよね。テンションが下がって、作業効率も下がるような気がします。この首こりをどうにかして、サクサクと仕事を終わらせたい。そんな時に、オフィスで出来る簡単な首こり解消術をお伝えします

 

オフィスで出来る
5つの首こり解消術!

 

頭皮を動かす

首こりに気が付いた時に、すぐその場で出来る解消法が、頭皮のマッサージです。首こりには、首こりの不快感だけでなく、頭重、頭痛や吐き気も起こします。これは、ずっと同じ姿勢でいることによって、肩や首の筋肉が硬くなり、頭への血流が低下することで起きます。頭への血流の低下と聞くと、すぐに脳を思い浮かべてしまいますが、頭皮や顔も血流が低下しています。頭皮をマッサージして、頭皮の血流を上げると、首の筋肉の血流も上がり、首こりが楽になります。

やり方は、まず、大きく両手を開いて指先を立て、後頭部に当てます。指先に力を入れて、ア頭皮を頭蓋骨からずらすような気持ちで、大きく回します。前に3回、後ろに3回、ゆっくりと回したら、指を上にずらして、同じように3回ずつ回します。少しずつ指をずらしながら、後頭部から頭頂部まで、丁寧に頭皮をマッサージします。

首こりが軽くなって、頭が動きやすくなります。

 

耳たぶを回す

頭皮や首の皮膚を動かすと、首こりが解消できます。耳たぶ回しは、主に首の皮膚と側頭部の頭皮を動かすマッサージです。耳たぶの下には、耳下腺という大きなリンパ節もあるので、デトックス効果の期待できるリンパの流れも良くなって、一石二鳥のマッサージ法です。

耳たぶ回しの方法は、両方の耳たぶを親指と人差し指の側面で摘まみます。指先で摘まむと、力が入りすぎて、首こりを解消する前に耳たぶが痛くなってしまうので、指の側面を使ってください。耳たぶを水平に横に伸ばします。伸びたら、大きく前に10回、後ろに10回、回します。

この時、耳の周りの皮膚が伸びている感覚があれば、耳たぶ回しのマッサージは成功です。首こりが軽くなって、耳もホカホカ温まっています。特に、首こりが原因で詰まったようになっていた耳が、はっきりと音を聞けるようになります。

 

ツボを押す

首こりを感じた時に、一番凝っているのは、「上部僧帽筋」です。僧帽筋は背中にある大きな筋肉で、頭蓋骨から肩甲骨と胸椎に付いている筋肉で、首や肩を動かしています。この僧帽筋の頭蓋骨に付いている部分を「上部僧帽筋」と呼びます。上部僧帽筋は、首の後ろ側を支える筋肉です。ですから、首こりを感じた時には、まさに上部僧帽筋がこっているのです。この、上部僧帽筋を柔らかくするツボは、後頭部にあります。頭蓋骨の後ろ、下の方に、頸椎と頭蓋骨が重なっている部分があります。いわゆる「盆の窪」というツボです。

方法は、座ったまま姿勢を真っ直ぐにして、盆の窪に両手の親指を当て、天井の方向に首を伸ばすつもりでツボを押し上げます。押し上げたら、3秒間数えましょう。親指を離したら、軽くめまいがするかもしれません。それは、ツボ押しで急に血流が良くなった脳が、びっくりしているのです。目を閉じて1分間ほど休憩したら治まります。

首こりが解消されて、首こりが原因で霞んでいた目が、よく見えるようになります

 

口を大きく開ける

顔の筋肉をストレッチして、首こりを解消する運動です。オフィスでやるのは恥ずかしいかもしれませんね。ですが、パソコンの画面を見続けて、動きが乏しかった顔の筋肉を動かすと、首の皮膚も伸びて、首こりが解消できます。この顔の筋肉のストレッチは、オフィスから外に出て、屋上や庭先などで出来ると、気分転換にもなって良いのですが、難しい場合も多いですよね。

オフィスから出にくい方は、座ったまま、良い姿勢をとりましょう。軽く脇を開いて、胸を張ります。口の中を360度の全方向に広げるつもりで、喉も口も開きます。口が限界まで開いたら3秒間数えます。ついでにあくびも出るかもしれません。あくびがでるのは、脳が酸素を欲しがっているということですから、遠慮して不発に終わらせず、思いっきりあくびをしてしまいましょう。脳に酸素が送られて、首こりによる血流不足でぼんやりしていた脳が目覚めます。

このストレッチは、注意点が一つあります。顎が外れる癖がある方は、大きく口を開けることで顎が外れるかもしれません。また、顎関節症の痛みがある方は、口を開けて痛みが出る時は、しないでください。この、口を開けるストレッチは、顎関節に問題のある方は、気を付けて試してくださいね。

 

首の後ろを温める

首こりは長時間同じ姿勢を続けて、肩や首の筋肉が硬くなり、血流が低下することによって起ります。上記で、頭皮マッサージや、耳たぶ回し、ツボ押しなどをお伝えしましたが、首こりをなんとかしたいけれど、手を止めるのが難しいオフィスにいる方も、おられると思います。そのような方に向いている、手を止めないで、硬くなった筋肉を柔らかくして、首こりを解消する方法があります。それは、首の後ろを温めることです。

ドラッグストアに行くと、首や肩を温める専用のホットパックを売っていますが、オフィスに常備できるとは限りませんよね。

首を温めて首こりを解消するために、簡単に準備できるものがあります。手持ちのフェイスタオルや大き目のハンドタオルを水で濡らして、手のひらくらいの大きさにたたみ、電子レンジで30秒から1分程温めます。温めた濡れタオルをビニール袋やラップで包んで、首の後ろに乗せます。これなら、乗せたままパソコン作業が出来ますし、首の筋肉が温まって柔らかくなり、首こりが解消できます。ただ、首こりが解消されると、脳への血流が良くなるので、軽くめまいがするかもしれません。目を閉じて、めまいが過ぎるのを待ちましょう。

電子レンジが無いオフィスにいる方は、40度程度のお湯で温かい濡れタオルを作ると、首こり解消に使えます。冷めやすいので、電子レンジで温めた濡れタオルよりは効果は低くなります。

 

首こりは、首が動きにくくなるだけではなく、頭重、頭痛、めまいや吐き気、集中できなくてイライラする原因にもなります。首こりが原因の不調を起こす前に、首こりを解消したいですよね。でも、オフィスで仕事中に、首こりの解消は難しい。オフィスで簡単に首こりが解消出来たら、心身の調子を取り戻して、仕事がはかどりますよね。

そこで今日は、オフィスで出来る、簡単な首こり解消の方法を、5つお伝えしました。どれも、ほんの少しの時間でできる解消術です。首こりでしんどい思いをする前に、パソコンから手と目を離して、これら5つの解消術を試しましょう。首こり解消ができた後は、首こり解消のためにパソコン作業の手を休めた時間の分くらいの作業量は、直ぐに取り戻せますよ。

 

今日のまとめ

お伝えした首こり解消術で、首こりが原因のオフィスでの不調を解消しましょう

・頭皮を動かして、首の血流も回復しましょう。
・耳たぶを回して、首こり解消のついでにデトックス。
・盆の窪のツボを押して、首こりだけでなく目もすっきり。
・恥ずかしいけど、口を大きく開けて顔のストレッチ。
・手が離せなくても、首の後ろを温めて、首こりを解消しましょう。


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