オフ会はなぜ危険なのか?参加者に意識してほしい9つの罠

オフ会はなぜ危険なのか?参加者に意識してほしい9つの罠

SNSなどで和気あいあいと行われるオフ会。参加してみたらそれなりに楽しめた、ということも多いですが、やはりそこは人の世の悲しさで、多少のリスクがあるのも事実。

無論、なかには盛り上がり、カラオケで二次会とか、次の日取りは、とか、トントン拍子に行くこともありますが、なかには怖~い人たちと会うことも。ここでは、オフ会で意識して欲しい9つの危険をまとめてみました。

 

オフ会はなぜ危険なのか?
参加者に意識してほしい9つの罠

 

身分、人物の詐称とギャップ

ネットでのやりとりは「文字」で、しかも感情や表情、内心をいくらでも隠すことが出来ます。パソコン通信(若い人は知らないかもしれません)の時代、ネット上である学説について散々議論していた二人の人物が、いざオフで会ってみると、片方は大学教授、片方は八歳の小学生だったということがあったそうです。

こういう例はほほえましいと思うかもしれませんが、つまり、羊の皮をかぶった狼がいくらでも自分の立場を偽装出来るということです。

 

参加者を装った勧誘

世の中、ただほど高いものはありません。出会いを求めたり、親交を深めたりと、オフ会に参加する人は何らかの意図を持っています。当然、中にはこれで金儲けしてやろうと思う人も紛れ込む可能性があります。

典型的な例はマルチ。有名マルチ会社以外にも、巧みに横文字を駆使した、いかにも安全っぽいブランド名の商品を用意して売りつけてくる意図を持っている場合があります。マルチは犯罪ですが、そもそもその仕組み上、決して儲かったりは出来ません。数十万の商品を売りつけられ、在庫を抱えたまま「騙された」と後で言う前に、「美味しい話はそもそも人には教えない」という、世の中の冷徹な事実を噛み締めておきましょう。

 

性犯罪の危険

さて、男女の出会いを年頃の人たちが求めるのは無理からぬこと。しかし、世の中には欲望と情欲だけで動く、悪意のある人間が山ほどいることを忘れてはなりません。女性の場合はもちろん警戒し過ぎということはありません。余程の事がない限り、携帯電話の電話番号やメールアドレス、LINEのアカウントを教えるのは控えた方が良いでしょうし、参加女性が少ない事が事前に分かれば、キャンセルした方が無難です。力では勝てませんからね。

参加する女性が自分一人だけなら、はっきり言って参加しないほうが賢明です。身分も素性も知らない人間を信用するのは、サファリパークを裸で歩くようなものです。また、最近は特に少年に対する性犯罪も多いです。特にポケモン関係のオフ会などだと、小学生などが集まりやすいことは明らかなので、少年に対する性的いたずらの話も聞こえてきます。実際にあった例では、(ポケモンではなく、別の趣味同好者の)オフ会にやってきた少年を女装させて、年長の男共が、「まわす」という事もあったそうです。世の中、油断も隙もありません。

 

宗教勧誘や美人局など、女性であることの利用

自然な出会いを求める男性が、オフ会で出会った女性と意気投合し、結ばれる、ということを夢見るのは自然かもしれません。もちろん、ネットで知り合った男女が結婚した例もありますが、世の中そんなに甘くありません。特に、美人の女性が男性に積極的に話しかけるような場合、宗教の勧誘や美人局を警戒すべきです。オフ会で、素性も良く知らない男性に近づいてくる美人の女性というだけで不自然です。身の危険を顧みていないわけですからね。

実際のところ、キリスト教系カルトでは、二人組の、美人だったり可愛い女性をペアにして勧誘に回らせていたりします。女性相手には下心もあって男性も心を開きますからね。女性目当てにカルト宗教に参加する男性もそれだけ居るという事でもあります。もちろん、加入した先でその女性と結ばれるという例も無いわけではないのですが、稀有です。宝くじに当たることを期待するようなものなので、諦めましょう。

また、悲しい事実ですが、「自然な出会い」にこだわっている男女はなかなか結婚出来ないという調査結果があったりします。出会いが欲しければ知人友人のツテや婚活会社に頼って下さい。同じ理由で、高額の英会話教材や、価値のほとんどない絵画を高額で買わされることもあります。美人局にも十分お気をつけ下さい。

 

中毒性

はっきり言いましょう。危険がなければ、オフ会は楽しいです。学校や職場のしがらみから離れて、同じ趣味や話題で盛り上がれる、気楽な集まりです。しかし、そこに罠が。つまり、こういう集まりというのは、中毒性を持つのです。誰だって、休日に将来に向けて勉強したり、仕事の復習をしたり、家事や雑事をするより、気楽に集まっている方が楽しいに決まっています。

しかし、人生というのは日々の積み重ねが実になるもの。千里の道も一歩から。オフ会に頻繁に参加して、実生活で積み重ねなければならない小さな一歩を、おろそかにするのは危険です。あくまでもオフ会は生活のスパイスであって、メインディッシュじゃないことを意識しましょう。

 

コミュニケーションの食い違い

さて、オフ会にこういう危険があるということは、当然、オフ会の参加者はそういう人たちを警戒しているという事です。自分に何の悪意がなくても、女性がいると思って舞い上がった男性が、場の空気もわきまえずにしつこく絡めば、さては出会い目的かと警戒され、追い出されたり、また、女性が参加しなくなったりする危険があります。

まあ、正直言えば、ナンパ目的の男性は相当多いのが事実。もっとも、そういうオフ会でも、女性の側から男性に話しかければOK、みたいな暗黙の了解はありますが。ただ、明らかに男性の参加費が女性の参加費より高い場合は、出会い目的のオフ会です。とは言っても、節度と品性を保って下さい。

 

少人数オフ会の危険

上に、女性が少人数の時の危険を書きましたが、そもそも参加者が少人数のオフ会そのものが危険です。人間というのは、五人以上集まらないと社会的な関係になりません。つまり、四人未満だと、細かいグループに分かれたりします。女性が主催者で男性を誘うオフ会もありますが、もちろんこの時参加者がその二人だけだった場合は、オフ会とは言わないでしょう。

三人だと二対一、四人だと二対二または三対一に分かれる傾向があります。自分以外が結託してないと誰が分かりますか? そして、その先に善意があるという証拠は? 世の中、警戒し過ぎるということはありません。

 

オフ会の性格に対する無知

オフ会は何もSNSの話だけではありません。匿名掲示板上での合意でオフ会が行われることもありますし、またネットゲームのギルドで集まる事もあるでしょう。その場合、全員初めてのオフ会とは限らないわけです。つまり、カップル同士、夫婦同士のコミュニティの中に、あなたが参加する事もあるわけです。

出会いを求めて参加し、素敵な異性がいると思って話しかけてみたら、既に相手がいるということも珍しくありません。上にも書きましたが、「自然な出会い」を求めるのは却って出会いから遠ざかります。出会いは諦めて親睦を深めましょう。

 

悪意による開催

美人局の特殊形態ですが、最初から女性は釣餌の場合があります。居酒屋やクラブ、バーなどで行われ、女性から男性へ話しかけさせて、勘違いした男性が女性を店外のデートに誘うと、女性が承諾。そして、喜び勇んで二人で店外に出ると、店の人が追いかけて、「オフ会の規約違反だから罰金を払え」というタイプです。

この場合、主催者と店、そして女性が全てグルだという悪質なパターンです。何度も書きますが、「自然な出会い」なんてものを求めては駄目です。女性は恋愛にリスクがあるのです。素性も身元も分からない人間にそうやすやすと気を許したりしません。男性も下心はほどほどに。

 

いかがでしたか。

悪意がある主催者や参加者、その他、悪質な意図を持った人間たちが、世の中にはうじゃうじゃいます。善意を持った人間もいますが、信用するのは相手のことを良く知ってからの方が良いでしょう。何より、ただより高いものはありません。競馬の予想屋は何故自分で馬券を買わないのか。それは、当たらないからです。お金と性が絡めば人は大胆に、かつ、リスクを度外視して行動してしまいますが、用心するに越したことはないのです。

 

まとめ

オフ会はなぜ危険なのか?
参加者に意識してほしい9つの罠

  • 身分、人物の詐称とギャップ
  • 参加者を装った勧誘
  • 性犯罪の危険
  • 宗教勧誘や美人局など、女性であることの利用
  • 中毒性
  • コミュニケーションの食い違い
  • 少人数オフ会の危険
  • オフ会の性格に対する無知
  • 悪意による開催

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