合法ハーブの副作用が恐ろしい…体に及ぼす7つの症状

合法ハーブの副作用が恐ろしい…体に及ぼす7つの症状ハーブと聞くと、どんなイメージを持たれますか。ハーブティーやハーブキャンディー、ハーブを使ったお料理など、ハーブという言葉には癒し系のおしゃれなイメージがありますよね。

その一方で、合法ハーブや脱法ハーブといわれる危険ドラッグに入るハーブもあり、最近は合法ハーブがらみの事件も多く発生しています。

合法ハーブには、大麻に含まれる大変有害な薬物が添加されています。

また、覚せい剤に近い化学物質が含まれているものもあり、危険性や毒性はかなり高くなっています。

「合法ハーブ」や「お香」「アロマ」という名前でネット等で販売されていますが、依存性も高く、副作用も強く、精神錯乱状態に陥ってしまうこともあります。

「合法ハーブ」という害のなさそうな名前からは想像できないくらい、危険なドラッグです。

これから、合法ハーブの恐ろしい副作用をご紹介します。

 

合法ハーブの副作用が恐ろしい…
体に及ぼす7つの症状

 

犯罪者になってしまう怖い副作用「幻覚」

合法ハーブの吸引により、「誰かに見張られている」「誰かに追われている」「誰かに殺される」などの妄想状態に陥ることがあります。

恐怖のあまり、周りにいる人に手当たり次第に危害を加えたり、ひどい場合には、凶器を手に取り、人を刺してしまうこともあります。

あるいは、合法ハーブ吸引により、脳が興奮状態になっているときに車を運転すると、暴走して信号無視を繰り返し、最悪の場合には人をはねてしまうこともあります。

「幻覚」は犯罪者になる可能性もある大変怖い副作用です。

 

死に至るケースもある副作用「幻聴」

例えば自宅にいるときに合法ハーブを吸引していると、誰もいないのに、悪口や脅しの声が聞こえてくるときがあります。

怖くなり、大暴れして家の中のものをメチャクチャに破壊してしまうケースがあります。

あるいは、ベランダの下から誰かが呼んでいるような声が聞こえ、そのまま幻聴に従い、高層階にもかかわらず飛び降りて死亡した、というケースも報告されています。

「幻聴」を軽く考えている人もいますが、合法ハーブの怖い副作用のひとつです

 

恐怖の副作用「けいれん」

けいれんとは、どんな症状かご存知ですか。

自分の意志に関係なく、急激に筋肉が収縮してしまうのです。

具体的には、手足が突然ガクガクと震えだしたり、大汗をかいて白目をむいたりします。歯を食いしばり、全身の筋肉が引きつるような症状が出る人もいます。

合法ハーブを吸引すると、このようなけいれん発作を起こすことがあります。すぐに救急車を呼んで処置しなければなりませんが、誰もいなかった場合、そのまま失神し、最悪の場合は心臓が停止することもあります。

非常に怖い副作用です。

 

症状は人によってさまざま。「精神錯乱」という副作用

合法ハーブにより精神錯乱状態に陥ることもあります。正常な判断ができなくなるため、簡単に万引きや売春などに手を出してしまいます。

あるいは、ふらふらと他人の家に侵入してしまったり、路上で全裸になって大暴れしたり、汚物を食べてしまったりと、普段の状態では考えられない行動をとります。

興奮して気が大きくなり、屋根の上に上って大騒ぎするというケースもあります。

人に危害を加えたり、犯罪に手を染めてしまう可能性のある恐ろしい副作用です。

 

危険な副作用「おう吐」と「呼吸困難」

合法ハーブの副作用として代表的な症状は「おう吐」ですが、半端なおう吐ではありません。

意識がなくなるまで延々と吐き続けることがあります。

吐いている時も恐怖感に襲われ、大暴れしながら吐き続ける人もいます。

また、合法ハーブ吸引により、息苦しさや息切れがはじまり、呼吸困難を起こす危険もあります。

すぐに病院に行くことができればよいのですが、そのまま放置すると意識障害となり、死に至るケースもあります。

おう吐と呼吸困難は、とても危険な副作用です。

 

犯罪に手を染める「依存症」という副作用

合法ハーブは常用性のある薬物です。ドラッグの効果がなくなると、また欲しくなり、次々と購入していきます。

薬物に体が慣れてしまうと、さらに刺激が欲しくなり、使用量も増えていきます。

お金がなくなっても、薬物を手に入れるために、万引きや売春など何でもしてしまいます。

普段の生活をすべて捨てて、薬物中心の生活になり、今まで築き上げてきたものがすべて壊れていきます。

仕事よりも家族よりも薬物が最優先となり、次第に強盗殺人や麻薬密輸など、重大な犯罪に手を染めてしまうケースも報告されています。

薬物依存症は大変怖い副作用です。

 

副作用に似た「禁断症状」と「後遺症」

意を決して合法ハーブの使用をやめたとしても、薬物は簡単に体からは抜けてくれません。抑うつ状態になったり、不眠や不安、脱力感に襲われることもあります。

また、妄想や幻覚など、合法ハーブの副作用と同じような症状が出ることもあります。

どんなに辛くても、再び薬物に手を出したら、また元に戻ってしまいます。

コントロールできない状態でしたら、薬物依存の治療をしてくれる病院に入院することをお勧めします。

あなたの体を守るためにも、一刻も早く薬物を体から抜くようにしてください。

 

合法ハーブや脱法ハーブ、脱法ドラッグは現在「危険ドラッグ」という名称で呼ばれるようになりました。

有害で危険な違法薬物であるのに、「合法」や「脱法」という名前がついていたため、安易に手を出す人が多く、名称変更となりました。

それでも、インターネットなどで「ハーブ」や「アロマ」、「バスソルト」、「お香」という名前で、おしゃれなパッケージに包まれて販売されているケースがあります。

一見しただけでは、危険な薬物には見えないので、だまされないように気を付けましょう。

 

まとめ

合法ハーブの副作用が恐ろしい…体に及ぼす7つの症状

・犯罪者になってしまう怖い副作用「幻覚」
・死に至るケースもある副作用「幻聴」
・恐怖の副作用「けいれん」
・症状は人によってさまざま。「精神錯乱」という副作用
・危険な副作用「おう吐」と「呼吸困難」
・犯罪に手を染める「依存症」という副作用
・副作用に似た「禁断症状」と「後遺症」


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