耳鳴りのキーン…で眠れない!考えられる原因と対処策

耳鳴りのキーン…で眠れない!考えられる原因と対処策

キーンという耳鳴りがうるさくてたまらない!とお悩みの方。しつこい耳鳴りの原因と対策について調べてみました。耳鳴りは、病気の症状の場合もあります。まずはご自分の耳鳴りの状況をよく分析してみてください。

高い音なのか、低い音なのかの違いで原因個所も変わってきます。耳鳴りで受診する先は大抵は耳鼻科ですが、内科や精神科というケースもなくはありません。あまりにも慢性的に耳鳴りに悩まされ、眠れなくなるほどの不快感を持っている方は、すぐにでも医師に相談した方がいいでしょう。

ほおっておけば耳鳴りから睡眠不足や過剰なストレスをため込み、他の様々な深刻な病気に発展しかねません。些細なことと甘く見ずに、なるべく早く対処した方がいいでしょう。

 

耳鳴りのキーン…で眠れない!
考えられる原因と対処策

 

加齢が原因の耳鳴り

耳鳴りには色々な音がありますが、「キーン」という耳鳴りがあるという人の多数は高齢者です。つまり、加齢が原因の耳鳴りと思われます。年をとると、身体の各部位の機能が衰えるのは当然のこと。耳の中には様々な器官があるため、加齢が原因でどれかの期間が衰えたゆえの耳鳴りと考えられます。

ある日急に耳鳴りに悩まされるようになったという方は、耳鼻科に行き症状を伝え、耳の内見をしてもらいましょう。加齢による耳鳴りは、原因が特定できない場合もあります。

 

その耳鳴りは単発?長期間?

耳鳴りが鳴り続ける時間を測ってみましょう。受診したときに医師から質問されるため、あらかじめ耳鳴りが鳴り続ける時間を知っておくべきです。耳鳴りは本人の耳の中で起こる現象であるため、当然ですが本人しか聞こえません。

一度きりや、たまに短い時間であればあまり心配する必要はありませんが、長時間、そして長期間続く場合は要注意です。耳鳴りを感じた初期のうちに受診すれば、治る耳鳴りもあります。キーンという耳鳴りを感じたら、長期間放置せずにすぐに受診するようにしましょう。

 

右と左、どちらの耳?

片方だけ耳鳴りがするという場合、耳の奥の聴神経の周りに腫瘍のようなものができている可能性があります。どちらの耳からどのような音がするのかを、自分でよくチェックしてみましょう。耳の奥に腫瘍…といえばそれは別のいい方をすると「脳腫瘍」になります。

早急にレントゲンやCTをとって検査しなければならない緊急症状なのです。また、どちらかの耳が突然耳鳴りに悩まされ、そのまま聞こえなくなってしまうという

 

テレビやラジオで耳鳴り予防

耳鳴りの原因は「難聴」であるケースが多いのです。では難聴にならないためにはどうしたらいいでしょうか。それは、普段から耳にプレッシャーをかけるほどの大音量を避けることです。あなたの耳で聞こえる範囲内のぎりぎり小さいくらいの音が耳にとってはベストです。

それも、騒がしいトーク番組やパンク系の音楽は避け、クラッシックなどを聞きながすと精神的なリラックス効果も得られて一石二鳥でしょう。大きな音になれないよう、普段から音量を下げることが耳鳴りの予防になるのです。

 

肩こりが原因の耳鳴り

肩や腕は、実は耳鳴りに密接な関係があります。嘘のような話しですが、キーンとした耳鳴りに悩まされているある女性の肩や背中の固い部分をもみほぐす施術をしたところ、施術後に耳鳴りが病んだという話があります。特に肩は、あまりにも固くこりすぎると、首から上の血流が悪くなり、それが耳鳴りという症状につながることがあるのです。

パソコンなどのデスクワークを長時間、長期間し続けて肩ががちがちにこっている人は、定期的にもみほぐして血行を良くするように気をつけましょう。血流がスムーズであれば耳鳴りにつながることはありません。

 

耳管狭窄症ってなんだろう?

風邪をひいて、喉やリンパが腫れると、キーンという耳鳴りがする場合があります。かき氷を食べた時のような感覚でしょうか。

それは実は喉の腫れが原因の耳管狭窄症かもしれません。耳管狭窄症とは、耳と鼻やのどをつなぐ耳管が、風邪による付近の炎症などが原因で閉じてしまうことを言います。耳管が閉じたままだと、外の音の聞こえがおかしくなり、耳鳴りのような症状が出ます。

風邪が原因で耳管狭窄症になった場合は、風邪が治れば症状は改善されますが、長い場合だと2~3週間耳鳴りが続くかもしれません。そこからさらに耳の他の器官に症状が出る場合もあるため、早めに耳鼻科に相談するといいでしょう。生まれつき耳の器官が狭く、耳管狭窄症になりやすい人もいます。

 

難聴にならないために

風邪などのウイルスが中耳にはいりこんで、耳鳴りの症状があらわれる場合があります。中耳炎は放っておくと難聴などに発展するため、早めに受診してください。子どもは中耳炎になりやすいため、子どもが風邪をひいたときは耳鳴りを感じていないかをよく聞いて確認する必要があります。どんな音なのか、どちらの耳なのか、子どもに聞いてみましょう。

 

さて、眠れない耳鳴りの原因と対策について書いてきましたがいかがでしたでしょうか。難聴からくるキーンという耳鳴りに一度なってしまうと、完治が不可能であったり難しかったりします。耳鳴りにならないための「予防」が一番の耳鳴り対策なのですが、いざ耳鳴りになってしまわないとなかなか対策はできませんよね。

そこで耳鳴りがあった時に、出来るだけ早く受診することを、どんな耳鳴りの場合でも強くおすすめしています。早めの対処によって完治や緩和が可能な耳鳴りはたくさんあるからです。特に高齢の方の耳鳴りは、その後一生の苦痛と不便を伴うため、早めに医師に相談するといいでしょう。

 

まとめ

耳鳴りのキーン…で眠れない!考えられる原因と対処策

・加齢が原因の耳鳴り
・その耳鳴りは単発?長期間?
・右と左、どちらの耳?
・テレビやラジオで耳鳴り予防
・肩こりが原因の耳鳴り
・耳管狭窄症ってなんだろう?
・難聴にならないために


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