不快な耳鳴りキーンとおさらば!今すぐできる7つの対処法

皆さんは、耳鳴りを経験したことがありますか?「ライブの後になったけど、ただ音が聞こえるだけでしょ?」、本当の耳鳴りを体験していない人は、その辛さが分からないかもしれません。四六時中キーンと音が聞こえる、夜も眠れず、耳鼻科に行っても異常が見つからない、どうしようもなく体を壊していく。耳鳴りとは恐ろしい物なのです。

耳鳴りの原因は、中耳炎や鼓膜炎などの耳の病気、肩こりなどの体のゆがみによる血行不順、心理的ストレス、などがあげられます。そして耳鳴りは、難聴、不快感や不眠、欝病などを誘発します。厄介なのは、肩こりが原因で耳鳴りを発病して、その後原因となる肩こりが治った後でも、耳鳴りだけは止まらないという場合があることです。万人に共通した治療法がなく、一生治らない人もいます。耳鳴りの恐ろしさが、だんだんわかってきたでしょうか?というわけで今回は、そんな耳鳴りに今すぐおさらばできる7つの対処法をご紹介します。

*耳鳴りは2種類あります。本人にしか聞こえない自覚的耳鳴りと、聴診器を当てれば他人にも聞こえる他覚的耳鳴りです。他覚的耳鳴りは、病院治療により治すことができますが、自覚的耳鳴りは心理的な要素が強く、病院治療だけでは治すことは難しいです。今回扱うのは、自覚的耳鳴りになります。気になったらとりあえず耳鼻科に行き、自分がどちらで悩んでいるのかを確認しましょう。

 

不快な耳鳴りキーンとおさらば!
今すぐできる7つの対処法

 

ストレッチをしよう

ストレッチをして体のゆがみを正し、同時にストレスを解消することができます。お勧めのストレッチを一つ紹介します。首を上下左右にひねり、それぞれ体制を30秒間保ちます。これを3回繰り返します。首周りの血行が促進され、耳鳴りを解消することができます。

 

ツボを刺激しよう

聴宮
耳鳴りの特効薬と言われるツボです。耳の穴の前側にある小さな突起部の前の部分にあります。
翳風(えいふう)
耳たぶの裏側のくぼみの部分です。顔やまぶたのむくみの解消にも効果があります。
中渚(ちゅうしょ)
手の甲の小指と人差し指の延長線上の骨の間にあります。乗り物酔いや頭痛に効きます。

 

漢方薬を飲もう

漢方薬には耳鳴りに効く薬があります。しかし、自分の体質に合ったものでなければ効果が薄く、副作用もあるので、漢方薬局に相談して、今の自分の状態に一番合った薬を処方してもらってください。西洋医学のように万人に効果があるわけではないですが、時には漢方薬の力を体験してみるのもいいでしょう。

 

生活習慣を改善しよう

不規則な食生活や、睡眠不足は、体を疲労させ、血行を悪くする原因となります。栄養不足でも、聴覚障害が引き起こされます。運動することも、オススメです。運動することは、血行の促進と、ストレスの解消の効果があります。耳鳴りで体調を崩している方は、運動なんてする気になれない方もいるとは思いますが、頑張ってチャレンジしてみましょう。

ランニングなどは、やってみると意外と気持ちいいものですよ。疲労状態で、活動を続けることはストレスになります。疲れているときは、無理をせずに睡眠をとりましょう。たかが耳鳴りじゃないか、と周りの人は言うかもしれませんが、ここで無理をすると、症状が悪化する恐れがあります。ちょっと無理を言っても休むべきでしょう。

 

体を温めよう

体を温めることで、血行を促進し、耳鳴りを抑えます。暖かい食べ物を食べたり、お風呂に入ったりして体を温めましょう。特にお風呂に入ることには、リラックス効果があるので、ストレスの解消にもなります。

 

耳鳴り専門の病院に行ってみよう

普通の耳鼻科に行っても、原因が分からないと言われ、満足のいく治療が受けられない場合があります。そんな時には、耳鳴り専門の病院があります。そこでは、音響治療から、専門の心理療法士など、普通の耳鼻科とは違った設備がそろっています。全国の都市部にあるので、最寄りの専門病院を探してみてください。

 

耳鳴りを受け入れよう

あらゆる手を尽くしてもどうしても治らない場合、耳鳴りと共存する覚悟を決めましょう。むしろ開き直ったほうが、ストレスが小さくなり、症状の緩和に効果がある場合もあります。

症例の中には、耳鳴りと20年近く付き合っている例もあります。もしかしたら、今の仕事をやめなければならなくなったりなど、辛いことも多いかもしれません。しかし、人間生きていれば何とかなるし、将来自分に合った耳鳴りの解消法も見つかるかもしれません。希望を棄てずに頑張りましょう。

 

如何でしたでしょうか。

たかが耳鳴りだと思って油断したり、苦しんでる人を根性論でバカにしてはいけません。耳鳴りは人生を左右してしまうほどの重大事になりうるのです。耳鳴りに苦しんでいる人には思いやりを持って接してあげてください。また、耳鳴りは、メニエール病やラムゼイ・ハント病などの病気の前兆である可能性があります。長く耳鳴りが続く場合は、自分で治そうとする前に、病院に行ってください。

 

まとめ

不快な耳鳴りキーンとおさらば!
今すぐできる7つの対処法

・ストレッチをしよう
・ツボを刺激しよう
・漢方薬を飲もう
・生活習慣を改善しよう
・体を温めよう
・耳鳴り専門の病院に行ってみよう
・耳鳴りを受け入れよう


連記事