めまいの原因が、あなたの身体を蝕む3つの恐怖

めまいの原因が、あなたの身体を蝕む3つの恐怖
「・・・めまいか、いつもの事だな放っておくか」と安易にめまいを考えていませんか?めまいを舐めてはいけません。原因次第では本当に死んでしまったり、重大な後遺症が残ったりと、実はめまいは大変恐ろしい症状なんです。

「えっ!死んでしまうって本当!!」と思ったあなた。めまいが起きたとき、自分の身体に起きている症状を思い浮かべて見てください。めまいが起きたときどんな状態でしたか?めまいの症状は様々な原因と要因が複雑に絡んで発病します、中には軽微で終わってしまうめまいもあり判断をつけるのが大変難しい症状です。

そこで今日はめまいの中でも本当に危険な3つの症状とその原因をお伝えしますので、あなたの生活に重大な影響が及ばないように気をつける術を学びましょう。

 

めまいの原因が
あなたの身体を蝕む3つの恐怖

 

1、重要機能自動コントロールの大きな弊害!「自律神経失調症」の恐ろしさを知る。

めまいの大きな原因に「自律神経失調症」があります。この症状の恐ろしさは、主にストレスにより引き起こされ、個人差で症状が全く違うこと。そして正確な診断をするのがとても困難な事です。

医学的に正式な病名では無く、診察する先生によって定義や概念が違うという事も私たちが混乱してしまう要因となります。自律神経失調症を詳しく理解するために、自律神経の機能を知っておきましょう。(説明はとても難しく複雑なので、簡潔明快にします)

「自律神経とは。体性神経系(意識して動かすことの出来る神経系)の対照が自律神経系(意識して動かすことの出来ない神経系)であり、循環、呼吸、消化、発汗、体温調整、内分泌機能、生殖機能、代謝といった、自分では意識してコントロールできない機能を制御する」とあります。

要するに「人間が生きていく上で重要な機能を知らない内に自動的にコントロールしている神経系」と言うことです。重要な機能を自動的にコントーロールするってよくよく考えると、とても怖いことです。自動化のシステムが一つ狂うと次が狂って、また狂っていくという悪循環が簡単に起こるのが容易に分かります。

自律神経の機能を理解すればするほど、人間はとってもデリケートなんだとつくづく思います。話を戻しますが、この様な複雑な症状を一人の先生だけで理解しろと言うのが無理な話で、様々な専門医の力を借りて解決しなければいけない症状です。

もしあなたが、自律神経失調症と診断されたのであれば、単純に解決出来ない病気なんだという理解の元「絶対!症状を直すんだ!!」という強い気持ちで病気に立ち向かってください。中途半端な気持ちはいつまでも症状が良くならず、体力と気持ちが弱っていくことになります。

そもそもつまらないストレスを感じなければ自律神経失調症にならないんですけどね・・・・。この記事を読んだあなたもつまらないストレスに負けないようにしてください。それが一番の予防です。

 

2、生活習慣の乱れが大きな影響を与える「心筋梗塞」自分の状態を知ろう。

めまいの原因で死に至る事があるとても危険な症状が「心筋梗塞(狭心症)」です。症状としてめまいと胸の急な痛み、頭痛、吐き気などが出ます。胸の痛みが尋常では無く明らかに「心臓がおかしい!」となればすぐに専門医へ駆け込むでしょうが、めまいの症状が胸の痛みより勝った場合に耳鼻科などへ行って原因解明の遅れにとなると、治療が遅れて重篤に陥ることになりますので、気をつけましょう。

めまいの原因が心筋梗塞の時は、ほぼ同時に胸の痛みとめまいが出てきます、なぜこのように密接な関係にあるのかというと、心筋梗塞に近い状態の時は心臓から送り出される血液の量が低下します、低下した血液量では脳まで血液が十分に行き渡らない為、めまいが起きてしまうというメカニズムなのです。

症状が起きてもめまいで収まれば意識はあるので、すぐに対処が可能ですが、症状がひどいと失神してしまうことがあります。周りに人がいない時に失神して気を失ってしまうと、早急な対応が出来ずとても危険な状態に陥ってしまいます。そうなったら助かる様に祈るしかありません。

心筋梗塞はいきなり症状が出るわけではありません、必ず前兆の症状があります。よく言われるのが「動脈硬化と狭心症」の症状が出たら心筋梗塞の心配をするようにと言われます。

動脈硬化は生活習慣が引き起こす症状でなかなか改善する事が出来ません。不安な人は定期検診を受けて自分の身体の状態を知っておくようにしましょう。そうすれば、もし心筋梗塞が爆発しても冷静に対処できるようになるでしょう。

 

3、脳疾患!早期発見、早期治療が生死を分ける。

脳が原因のめまいは関係は非常に密接で、場合によっては死に至ります。例え助かっても重い後遺症が残ったりしますので、早期発見が出来るかどうかで勝負が決まると行ってもよいでしょう。

脳疾患によるめまいは「小脳梗塞」「脳幹梗塞」の早急を要する症状と「一過性脳虚血発作」は俗に言う立ちくらみの症状の3つがあります。「一過性脳虚血発作」は立ちくらみと言うことで、大したことないのでは?と思ったあなた、大間違いですよ。立ちくらみの症状が続くと、脳梗塞に繋がるサインとされているのです。決して安易に考えてはいけません。気をつけてください。

早急を要する症状の「小脳梗塞」「脳幹梗塞」は一歩間違えると死に至る危険な症状です。脳疾患が原因のめまいは吐き気や麻痺を伴うので、もしあなたがそのような状況に陥ったのなら、早急に専門医へ行くことです。

脳疾患は早期発見ができれば、後遺症も無く完治できる病気です。最初にも言いましたが、脳疾患は遅くなれば遅くなるほど、死亡するリスクが跳ね上がり、例え助かっても重い後遺症が残ることになります。このような状況に陥らないためにも、めまいが起きて少しでも吐き気や、麻痺などの症状が表れたら早急に専門医へ診察してもらってください。早期発見、早期治療で助かる可能性が跳ね上がります。早め早めの対応が大事です。

 

いかがでしたか。

この記事を読んで「私そんな症状は出た事無いから安心」と言う方もいるでしょう。しかし油断をしてはいけません、めまいというのは比較的よく起きる症状なので、警告サインを見逃してしまう可能性があるからです。

何でもそうですが、慣れというのは知らず知らずのうち心に隙をを生み出します、そしてその隙が「重大な警告サインを見逃してしまったため大変な事になってしまった。」となってしまいます。この様なことを防ぐために、「何かおかしい・・・」「今まで無かった症状が・・・」こんな小さな変化も、敏感に感じ取れるようにしておきましょう。

この小さな積み重ねが余計な不安や恐怖を取り除き、早期発見、早期治療に繋がります。忘れないでください。

 

今日のまとめ

めまいの原因が、あなたの身体を蝕む3つの恐怖

 
1、重要機能自動コントロールの大きな弊害!「自律神経失調症」の恐ろしさを知る。

2、生活習慣の乱れが大きな影響を与える「心筋梗塞」自分の状態を知ろう。

3、脳疾患!早期発見、早期治療が生死を分ける。


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