膝が痛い人が無意識に行っている5つの身体を蝕む癖

膝が痛い人が無意識に行っている5つの身体を蝕む癖
中高年になると、誰もが一度は味わう膝の痛み。周りを見渡しても「膝が痛い」と苦しんでいる人は、かなり多いですよね。人間は2足歩行のため、もともと膝に負担が加わりやすく、特に肥満の人や、長年スポーツをやっていて膝を酷使してきた人などは、他の人と比べて膝を痛めやすいと言われています。

また、膝の軟骨は、長年使い続けることですり減るので、年配の方が病院に行くと、「年のせい」で片付けられることもあるようです。

肥満が原因の場合は、ダイエットをして何とか膝が痛いのを改善することができますが、スポーツ、加齢が原因であるのなら、もう膝が痛いのは諦めざるを得ないのでしょうか。

答えは「NO」。なぜなら、膝が痛い人の特徴として、日常生活を送るうえで無意識に行っている癖が、身体を蝕む原因になっているからです。もしかしたら、あなたの膝の痛みも、スポーツや加齢だけが原因ではないかもしれません。

そこで今回は、膝が痛い人が無意識に行っている身体を蝕む5つの癖についてお伝えします。

 

 

膝が痛い人が無意識に行っている
7つの身体を蝕む癖

 

足を組む癖

実は、膝の痛みを訴える人には、足を組む癖を持っている人がとても多いのを、ご存知でしょうか。

なぜなら、まず足を組むと股関節に不自然な負荷を与えます。すると股関節は次第にゆがんだ状態になり、膝の角度が変わってきます。そして膝の角度が変わることで、日常生活での動作で膝にかかる負荷が増し、痛みを引き起こすのです。

また、足を組む癖は膝の痛みを引き起こすだけでなく、身体のさまざまな不調の原因にもなります。

例えば、足を組むと骨盤がゆがみますが、骨盤のゆがみは万病の元とも言われています。腰痛だけでなく、椎間板ヘルニア、自立神経失調症にもつながるおそれがあるのです。

さらに、血行が悪くなるので新陳代謝が上手くいかなくなり、肥満の原因になることも。

膝が痛いという悩みだけでなく、色んな病気を引き起こす危険性を考えると、足を組むことは、今すぐにでもやめるべき癖と言えるでしょう。

 

膝を伸ばして寝る癖

自分でも一番気づきにくく、無意識でやっている癖で気をつけなければいけないのは、寝ている時です。

例えば仰向けに寝ると、膝が伸びきってしまいやすく、そうすることで膝への負担がかかりやすくなるため、膝が痛い原因になってしまいます。

寝た時に膝が伸びないようにするためには、バスタオルなどを丸めたものを膝の下におくようにしてみると、膝が少し浮くのでピンと伸びた状態になることを防げ、それだけでも膝への負担を減らすことができます。

また、クッションを足の間、太もも付近に挟むのもオススメです。そうすれば、股関節のゆがみまで抑えることができるからです。

横向きでしか眠れない場合も、膝を伸ばすのではなく、膝への負担を減らすため、意識して膝を少し曲げた状態で寝ることを心がけましょう。

一日の中でも寝ている時間は3分の一近くを占め、身体への影響力は大きいです。ぜひ見直してみましょう。

 

重い荷物を片方の手で持つ癖

実は普段の荷物の持ち運びの仕方でも、膝が痛い原因を作ってしまうことがあります。

荷物を持つときに、一番悪い持ち方とは「重い荷物を片方の手で持つ」という方法です。多くの人は、鞄を持つとき、左右どちらかの手だけで持つ癖のある人が多いのではないでしょうか。こういう持ち方をしていると、当然のことながら、身体のバランスが崩れてしまい、片方の膝にかなりの負担をかけることになります。

また、地面に置いてある重い荷物を持ち上げるときに、膝を曲げずに腰だけを使うという方法も、膝の筋肉に不自然な負担をかけてしまいます。こうした持ち方は、膝の痛みだけでなく、腰痛や他の関節の痛みを引き起こす原因ともなるので注意しましょう。

したがって、荷物を持つときに、膝に負担をかけないためには、荷物の重さを分散させることです。

主婦の方なら、スーパーで食料品を買ったときは、1つの袋にすべて入れるのではなく、2つの袋に分けて入れましょう。そのときに、重さを均等にすることがポイントです。

また、男性の方で、重い荷物を地面から持ち上げるときは、しっかり膝を曲げ、腰を落とした状態で持ちあげましょう。そうすれば、荷物の重さがからだ全体に分散させることができるので、膝への負担が減ります。試してみて下さい。

 

スリッパやサンダルを履く癖

毎年夏になると、ある理由で膝の痛みを訴える人が増えてきます。それは、スリッパやサンダル。

暑い季節はサンダルや、家でも裸足にスリッパというスタイルの方も多いと思われますが、こういう履物はサイズが大まかなので、歩くときに履物がずれやすく、足に過度に力が入り、膝への負担が大きくなるという欠点があります。

また、履物の構造上、足に固定されないので、とても不安定な状態になり、その結果、スリッパが脱げ落ちてしまわないように、無意識に足先に重心がかかることになります。

すると、正しく歩くときには使わない筋肉や関節に負担をかけ、痛みを引き起こすのです。さらに、股関節の内側だけがすり減ってしまい、O脚や半月板がズレてしまう原因にもなります。

つまり、スリッパやサンダルを履く癖のある人は、膝の痛みだけでなく、股関節や腰痛にもなりやすいわけです。

もし、慢性的に膝が痛い人で、そうしたスリッパやサンダルなどの履物をはくことを習慣にしているなら、一度かかとが固定されるタイプの履物(スリッパならルームシューズ、サンダルならピッタリ合うサイズの靴)に変えてみられてはいかがでしょうか。

 

痛みをかばう歩き方をする癖

膝が痛いと無意識に、痛みをかばうような歩き方をする癖がついてしまいます。

一見、膝を守っているように見えますが、この歩き方は、実は、膝にとって良くありません。痛みがあるときは、できるだけ膝を真っ直ぐにして歩いてしまいがちです。

例えば、かかとから着地、しかも膝がまっすぐに伸びていると、衝撃が吸収されずに膝に負担がかかります。また、左右に上半身が揺れている場合、片側にかかる負担が大きくなってしまいます。

つまり、このように膝が痛いからといって、痛みをかばうような歩き方をしていると、膝が伸び切って、全身の姿勢が悪くなり、余計に痛みを悪化させる原因となってしまうのです。

しかし、「膝を上げる」ことを意識する歩き方をすると、つま先からそっと着地することができ、自然と膝も曲がり負担を減らすことができます。膝は軽く曲がっている状態の方がショックをやわらげるのに適しているからです。

膝が痛いと、歩き方が悪くなりやすいものですが、痛いときだからこそ正しい姿勢を意識してみましょう。きっと膝への負担が軽くなるはずです。

 

いかがでしたでしょうか。

日常の中で「なんとなく」無意識にやっている普段の癖が、このように膝が痛い原因に繋がっているとは、ビックリですよね。ひょっとしたら、皆さんが今、抱えている膝の痛みも、この中で紹介させていただいた5つの癖の中のどれかが、原因になっているかもしれません。

まだ膝の痛みを感じたことがない人も、予防のために、これらの癖を意識してしないようにすると、将来、膝が痛いと苦しまずにすみそうです。

毎日の積み重ねが、知らず知らずのうちに膝に負担をかけている可能性があります。身体を蝕む悪い癖は、今日からすぐやめて、健康のために良い習慣を持つようにしましょう。ご自分の大事な膝を守るために、生活習慣の中での無意識の癖を、ぜひ見直してみましょう。

 

今日のまとめ

膝が痛い人が無意識に行っている、5つの身体を蝕む癖とは

・足を組む癖
・膝を伸ばして寝る癖
・片手で思い荷物を持つ癖
・スリッパやサンダルを履く癖
・痛みをかばう歩き方をする癖


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