コンタクトが取れない時に注意して欲しい9つのこと

コンタクトが取れない時に注意して欲しい9つの事

コンタクトが思ったように取り外せないとき、不安を感じますよね?「瞼の裏に入ってしまったのではないか?」「眼球に張り付いて取れなくなってしまったのではないか?」いやな想像が頭の中を駆け巡ります。そんな非常事態に慌てず対処するために、コンタクトが取り外せないときの対処法、コンタクトが取り外しにくくならないための予防法を知っておきましょう。今回紹介するのは、コンタクトが取れない時の注意点と予防法です。

コンタクトは目に対して大きな負担を与えます。目の中に人工物を入れるわけですから、負担がかかること自体は避けられません。だから、安全に使用するためには慎重な選択と、正しい知識が求められます。なるべく自分の使い方に合った、負担の少ないコンタクトを探す努力と、非常事態に備えて、平時から情報を集めておくことが必要なのです。

さて、コンタクトが取れなくなるパターンは2つあります。1つは、コンタクトが目に吸着してしまい取れなくなるパターンです。もう1つは、コンタクトが黒目からずれてしまい、取りにくい場所に入り込んでしまうパターンです。どちらの場合も、非常に恐ろしいですが、冷静に対処すれば二次被害を防ぐことができます。

 


コンタクトが取れない時に注意して欲しい9つのこと

 

目をこすらない

コンタクトが取れない時に、目をこすってしまうと角膜を傷つけてしまい非常に危険です。パニックになってしまった時にやってしまいがちですが、不安でも落ち着いて対処してください。

 

指の水分を取り除く

指が濡れていると、コンタクトレンズの表面が滑ってしまい、うまく取り出すことができません。コンタクトがうまく取れない時には、指の水分を拭き取るか、乾かすかして、万全な状態で取り外してみてください。

 

目薬を差し瞬きをする

コンタクトが目に張り付いてしまった時は、まず、コンタクト用の目薬を差しましょう。市販の目薬にはコンタクト装着時専用のものと、そうではないものがあるので間違えないように。目に潤いを与えることで、コンタクトは取れやすくなります。コンタクトを買った時にあらかじめ専用目薬を買っておくといいでしょう。目薬を差した後には、瞬きをしてコンタクトを目からはがしやすくします。これではずせなかった場合は、次の項目に進んでください。

 

コンタクトの一部を浮き上がらせる

目薬を差した後、張り付いてしまったコンタクトを一部はがします。慎重にはがしてください。はがれたら、目薬を差しましょう。コンタクトと角膜の間に目薬が入り込むことで、コンタクトがはがれやすくなります。

 

水中で瞬きをする

洗面器に水を張り、水中で瞬きをします。目とコンタクトの間に水が入り込み、コンタクトは自然に取れます。時間をおいて何度か試してみてください。これで取れないようであれば、諦めて、病院に行きましょう。

 

レンズがどこにあるかを確認する

コンタクトが黒目からずれてしまった時は、鏡の前で上下左右に眼を動かしてコンタクトがどこにあるのかを確認します。左右にずれてしまっている場合は、ずれた方向と逆側の方向に目を動かし、コンタクトを中央に寄せて外します。上下にずれてしまっている場合は、目薬を差した後に、水中で眼をぱちぱちさせて取り出します。
どこにあるのか確認できなかった場合、考えられるのはコンタクトを落としてしまっている場合、まだ目の中に入っているが異物感を感じない場合です。そうです。恐ろしいことに、目の中にあるにもかかわらず、異物感を感じない場合があるのです。ですから、落としてしまっている可能性があっても、病院に行くことをお勧めします。

 

病院に行く

これまで紹介した方法でコンタクトを取れなかった場合、ちゃんと病院に行きましょう。病院に行くのは面倒くさいですが、手間を惜しんではいられないでしょう。無理に取ろうとしたり、我流で取ろうとしてはいけません。

 

装着時間に合わせたコンタクトを選ぶ

コンタクトの汚れや傷、もしくは、長時間の着用は、角膜の病気を引き起こします。長時間の装着を行う可能性がある場合、使い捨てのソフトコンタクトは避けたほうがいいでしょう。

 

道具を使う

もともとは付け爪や、ネイルアートなどで爪を長くしている人が使う、コンタクトを取り外すための器具があります。苦手意識のある人は試してみてもいいかもしれません。「ピンチーAI」、「メルル」、「SPスポイト」など、値段も形も様々な種類があるので、自分に合ったものを探してみてください。
如何でしたでしょうか?

 

これを読んでいる皆さんは、現在進行でコンタクトが取れずに不安を感じている方もいるかもしれません。しかし、そんな時こそ落ち着いてみてください。無理に外そうとすると角膜に一生残る障害が残ってしまうかもしれません。上に紹介した方法でもどうしても取りはずせないようであるならば、大事に至る前に病院に行きましょう。コンタクトは使い方を誤れば一生残る傷を負いかねませんが、正しく使えば人生をファッショナブルに生きることができます。正しい用法を覚えて、これからもコンタクトにチャレンジしてみてください。

 

まとめ


コンタクトが取れない時に注意して欲しい9つのこと

• 目をこすらない
• 指の水分を取り除く
• 目薬を差し瞬きをする
• コンタクトの一部を浮き上がらせる
• 水中で瞬きをする
• レンズがどこにあるかを確認する
• 病院に行く
• 装着時間に合わせたコンタクトを選ぶ
• 道具を使う


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