突き指の正しい対処法!腫れを長引かせないための応急処置

 突き指の正しい対処法!腫れを長引かせないための応急処置

バレーボールやバスケットボールやドッチボールなどのボールを使って、手で受けるというスポーツをしていると突き指をすることがよくありますね。

スポーツをしていなくても時には突き指になるものです。何かに手をぶつけて、指をついてしまうということで、突き指をします。突き指といっても結構痛いもので、骨にヒビが入ったのではないかと思うこともあります。

靱帯を痛めてしまって、内出血して青くなったりすることもありますね。突き指をして、対処法がわからないと、すぐに対処することができません。突き指は、早い対処が大切になるのです。ここでは、突き指で、張れてしまった指への正しい対処法として、腫れを長引かせないための応急処置をご紹介しています。

 

突き指の正しい対処法!
腫れを長引かせないための応急処置

 

安静にする

突き指とは、運動などをしている際に指先に外力が加わったり、何かに指をぶつけて、指の靭帯を傷つける怪我の事です。靭帯やその周辺の細胞が傷ついてしまったのが原因で、内出血をおこして指の関節が大きく腫れてしまうことも多いです。

指が腫れるのは関節に血が溜まっているからです。靭帯が軽く傷ついた程度ならば、安静にしていれば、大体1週間くらいで腫れが引いて良くなることが多いです。

何気ないことですが、この安静にするということが大切なのですが、よく使う指先なので、なかなか安静にしておくのが難しいものです。しかし、無理して、使っていると、さらに悪状態が悪化したり、内出血が広がったりと、よくないことが多いです。スポーツでは、テーピングを巻いて、試合を続けるという人もいるかも知れませんが、突き指で痛みがある場合には、無理をしないで、安静にしてください。

また、靭帯がはげしく傷ついていたり、骨に異常がある場合には自力で治すのは難しいです。指がぐらぐらとしたり、ぐにゃりとしていたりする場合には、迷わずに病院に行ってくださいね。指が曲がったまま、固まってしまうと、もう元には戻りません。

 

内出血を抑える

突き指をしたら、安静にすることが大切ですが、次の処置として、まず内出血を抑える事が大切です。冷やして、内出血を抑えることができると、周辺の細胞組織が広がって、痛んでしまうことを防ぐことができます。正しく対処するかどうかで、突き指の治る期間も変わってきますので、冷やすことは重要です。

 

冷やす(アイシング)

では、どのように冷やしたらよいのでしょうか。

それは、冷水や氷を使って怪我をした部位をしっかりと冷却することです。すぐに、小型の氷嚢があれば、とても便利に指先を冷やすことができます。もしも氷嚢がなくても、ビニール袋に氷を入れて、少しの水を入れると、簡易の氷嚢を作ることが可能です。それもなければ、普通の水道水で冷やしても構わないですが、冷やすということで、10度以下の水温が良いでしょう。

夏場は、水道水も温度が高いので、その場合には、氷を使ったほうが良いでしょう。直接水道水にあてて突き指部分が痛むときには、桶や容器に水を流しながら、指に水が当たらないように工夫して、冷やしましょう。水もすぐになければ、湿布などを利用してもいくらかは効果的でしょう。

 

手を心臓より高い位置に上げる

手を心臓より高くあげる事によって、内出血の量を減らす事が出来ます。これは就寝時にも行うと怪我の治りが早くなるので意識してみると良いでしょう。

 

固定する

靱帯が断裂したところを、テーピングや添え木を使って、動かないように保護して固定します。しばらくそのまま固定をします。市販のテープを使って指関節が曲がらないようにテーピングを施します。添え木も指関節が曲がらないように指に添えて、固定します。段ボールを使っても添え木が作れます。指の先端を段ボールの中央に当てて、指の長さに沿って両側を折って指を囲みます。

 

温める

突き指をして、数日が立つ頃には、痛みが引いていれば、温めてみましょう。暖かいお湯の中につけてみたり、お風呂の中で、ゆっくりと温めてみましょう。

 

リハビリ

固定をし続けていると、指が固まって動かしにくくなってくるので、痛みも引いているなら、リハビリをしましょう。お風呂の中でお湯を蛇口から出しながら、水流にあててみたり、グーパー、グーパーをゆっくりと繰り返してみたりしましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

突き指をした時に大切な正しい対処法をお伝えしました。腫れを長引かせないためには、REST(安静)、ICE(冷やす)、COMPRESSION(圧迫・固定)、EREVASHON(拳上)の頭文字をとって、RICE処置を覚えるとスムーズに対処できるでしょう。

しかし、痛みが治まらない場合や、指が曲がっている時には、病院に行きましょう。指が曲がったまま、固定してしまうこともあります。

 

まとめ

突き指の正しい対処法!腫れを長引かせないための応急処置

・安静にする
・内出血を抑える
・冷やす
・手を心臓より高い位置に上げる
・固定する
・温める
・リハビリをする


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