右手のしびれは利き腕のせい?考えられる原因と対処法

右手のしびれは利き腕のせい?考えられる原因と対処法
右手だけがしびれるという症状があるとき、「利き腕だから?」と思ってしまうかもしれませんよね。確かに右利きの人間は、左利きの人間に比べて圧倒的多数です。もちろん、右手だけがしびれるということは、利き手だからという原因も充分に考えられます。

利き手は毎日その反対の手に比べてものすごく使うため、単純な疲労も利き手や利き腕の方がたまりやすいでしょう。では、利き手をどのように使った場合に、より顕著にしびれや痛みの症状がでやすいのでしょうか。

そこで今日は、右手のしびれの原因を、利き手だというキーポイントに注目したうえで、7つの項目にまとめました。右手のしびれの原因と、その対処法についてお伝えします。病気が原因のしびれもありますのでなかなかしびれが止まないときには病院で診てもらってくださいね。ではご覧ください。

 

右手のしびれは利き腕のせい?
考えられる原因と対処法

 

パソコンのマウス操作で…

仕事などでパソコン作業に長時間携わる人は決して少なくないでしょう。特に右手は、キーボードを打つ時も使うし、マウス操作の時も使います。

左利き用の左手専用マウスなるものも存在しますが、よほどのことがない限り、左利きの人間でさえ、パソコンのマウスは右手で持つでしょう。マウス操作は一見簡単に見えるのですが、長時間行うと手がしびれることがあります。

手のひら全体ではなく、クリックの時に人差し指だけを何度も使うこともしびれの原因と考えられます。長時間パソコン作業をするときは、15分おきくらいに肩を回したり、手のストレッチをするようにしましょう。

 

過度のスポーツで手がしびれる

趣味でスポーツをすることは、健康のためにとてもいいことです。しかしスポーツの種類によっては手にしびれが起きることもあります。手がしびれるスポーツとは、テニスや卓球などのラケットを握るものが多いでしょう。

ラケットを強く握りしめるほどに、右手には負担がかかります。スポーツを行う前後の手足のストレッチを十分にすることで、利き手のしびれは回避できるかもしれません。スポーツはとてもいいことですが、熱中するのはほどほどにしましょう。

 

糖尿病性ニューロパチーでのしびれ

糖尿病という生活習慣病は皆さまもよくご存じでしょう。糖尿病になると血糖値の高い状態が続くため、血管が徐々にダメージを受けます。そのため慢性的な糖尿病患者の末端神経や血管は傷ついている場合が多く、手先にしびれや痛みの症状が出ることがあります。

薬などで血糖値を上手にコントロールすれば、これらの症状は回避・緩和することができるでしょう。糖尿病が原因で手先がしびれる場合は、利き手だけがしびれるということはありません。

しかし日常でよく使う方の手に、しびれを感じるということはよくあります。そのため、右手だけがしびれを感じるという人もいるでしょう。

 

ぴりぴりしびれる低カルシウム血症

血中のカルシウム濃度が低くなると、低カルシウム血症という病気になります。低カルシウム血症になると、カルシウムの補給が主な治療法になります。低カルシウム血症の症状として、手足の末端のしびれや唇のしびれが挙げられます。

また、全身が痙攣するなどの症状も起こります。低カルシウム血症の場合は、利き手だけがしびれるという症状はありません。しかし、よく使う利き手の方が、しびれ症状をより顕著に不自由を感じる場合があります。

低カルシウム血症にならないために、普段から栄養バランスを保った食生活を心がけましょう。

 

砂骨の異常で手がしびれる

胸の鎖骨や砂骨あたりで、何らかの原因で神経や血管が圧迫されたとき、腕から手先にかけてしびれや痛みの症状が出ることがあります。これを胸部出口症候群と言います。

砂骨あたりのトラブルの原因は様々で、圧迫される神経部位によっては、半身だけにしびれが出ることがあります。右か左かはその時の症状によるため、「利き手ゆえのしびれ」というものは起こりません。

確固たる治療法が存在しないため、長期的に胸や腕の筋肉が伸びるようにストレッチなどを行うことで症状の緩和をめざします。普段の座る姿勢なども砂骨部位の神経圧迫の原因になるため、普段から姿勢よくするよう心がけましょう。

 

喫煙者の手足のしびれ

病気としての症例数は少ないのですが、喫煙者にバージャー病という病気になる人が増えています。バージャー病は手足の末端部位への酸素供給が十分に行われない状態が続き、末端部分にしびれ症状が出ることです。

あまりにも長期間血液の循環が悪い状態が続くと、指先に潰瘍ができ、さらに放置すると組織が壊死する場合もあります。喫煙は本数を決めて吸いすぎに注意しましょう。バージャー病になると、治療の一環として禁煙をすることになります。

また、血流がスムーズになるような投薬治療が一般的です。バージャー病では「利き手だけがしびれる」などの症状はありませんが、いつもタバコを持つ方の手(利き手)の方がよりニコチンが浸透して、そのために症状の強弱が出ることはあります。

 

肘の酷使で手がしびれる

肘を激しくぶつけたときに手先がしびれる症状が出たことがあるでしょう。ぶつけてなくても、仕事などで肘をよく使う人に、手先のしびれが出ることがあります。これを肘部管症候群と言います。これは肘部位で手先の神経が圧迫されているためと考えられます。

つまり、よく使う右手の方がしびれるという場合が多いでしょう。肘部管症候群になると、肘部位の炎症を抑える消炎や痛みを緩和する痛み止めを服用し、そのほかにビタミンBを服用する治療が一般的です。それでも痛みやしびれが緩和しない時は外科手術をする場合もあります。

 

さて、右手のしびれの原因を、対処法とともにまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。

右手だけがしびれる場合は「利き手ゆえ」に何らかの負担がかかっている場合が多いでしょう。利き手はそれだけ日常的によく使うことを理解し、普段からストレッチなどをよく行うように心がけましょう。

また上記にあげたもの以外にも何かの病気が隠されていないとも限りません。利き手が不自由になると生活がとても不便になるため、不調を感じたときはすぐに医師に相談することも大切です。

まとめ

右手のしびれで考えられる原因には

・パソコンのマウス操作で…
・過度のスポーツで手がしびれる
・糖尿病性ニューロパチーでのしびれ
・ぴりぴりしびれる低カルシウム血症
・砂骨の異常で手がしびれる
・喫煙者の手足のしびれ
・肘の酷使で手がしびれる

などがあります


連記事