魔女の宅急便の都市伝説☆知られざる7つの逸話を大公開

大人から子どもまで幅広い人気を誇る、ジブリの代表作のひとつ「魔女の宅急便」。健気で感じやすい年ごろの主人公は、女性にとっては特に共感しやすく親しみが持てます。

魔女という特殊な職業も当然のように受け入れている世界観に、観る人もすぐに入り込むことができ、観た後には「うちの街にも来ないかなぁ…。」なんて考えてしまいますよね。そんな魔女の宅急便をめぐって、ファンの間では様々な都市伝説が飛び交っています。

真偽のほどは確かではないけれども、「言われてみれば本当かも?!」と思ってしまう「魔女宅」の都市伝説。その知られざる内容についてまとめてみました。

 

魔女の宅急便の都市伝説☆
知られざる7つの逸話を大公開

 

あの家政婦は「紅の豚」の…!?

魔女の宅急便には、キキに届け物を依頼してくれる、心優しい富豪のおばあさんが登場します。その富豪の家に住み込みで働いている「バーサ」という名の家政婦は、別のジブリ作品の「紅の豚」に出てくるあるおばあさんに酷似しているとのうわさがあります。

紅の豚のフィオが設計した飛行機を、フィオの一族の女性一同で作り上げるというシーンがあるのですが、その時に3人の老婆が登場するのです。「ひ孫にこづかいあげたくてねぇ。」と楽しそうに笑う老婆は、年代からして「魔女の宅急便」の家政婦の「ひいおばあちゃん」ではないかとの都市伝説です。「言われてみればそうかも?!」と思えますよね。

 

「宅急便」は「宅配便」に!?

「魔女の宅急便」の「宅急便」という言葉。私たちが生活の中で疑いもなく使っている「宅急便」という言葉ですが、実はこれは「クロネコヤマト」が商標登録していることばなのです。つまり、クロネコヤマトの許可なしに、勝手にタイトルに加えてしまうことはNGなのです。

あまりにも生活に浸透している「宅急便」ということばに、関係者も気がつかずにGOサインを出してしまったとか。そして予告などで映画の告知をした後に、クロネコヤマトから「待った!」がかかったとのうわさです。「魔女の宅配便」というタイトルなら、問題なかったのでしょうね。

 

公開初日に裏で契約!?

上述したとおり、映画告知後に「待った!」がかかった「宅急便」というタイトルですが、なんと公開初日にジブリとクロネコヤマトで裏取引があったとの都市伝説があります。「そのままのタイトルで映画公開する代わりに、映画のスポンサーはクロネコヤマトにする。」という内容の裏取引だったとか。

確かにそれっぽい取引はあったような想像を掻き立てますが、それが本当に「公開初日」だったかどうかは疑わしいですね。

 

クロネコヤマトがスポンサー

そんなわけで、クロネコヤマトはまんまとジブリの人気作品「魔女の宅急便」のスポンサーにおさまったとか。クロネコヤマトの「クロネコ」は、「魔女の宅急便」に出てくるクロネコのジジにそっくりだし、タイトルの一件がなくともスポンサーとしては適役と言えるかもしれませんね。

 

キキの旅立ちを見送る霊!?

魔女のキキが13歳になり家を出るシーンで、キキの友だち数名が見送りに来てくれます。キキを取り巻き盛り上がる友人の輪の中に、一人不自然な人物が紛れ込んでいるとの都市伝説があります。

あらためて映画を見返してみると、確かにキキの友人の奥に、顔の下半分だけ笑った状態で動かない不自然な人物が確認できます。その人物が誰なのか、なんのために描き加えられたのかは謎です。また、別のシーンではその人物は消えてしまってるとも言われていて、なんだか気味が悪くなります。

 

その霊の正体は!?

キキの旅立ちのシーンに登場する、顔の下半分だけ笑っている人物の隣に、茶色の男性っぽいズボンをはいた下半身が見えます。コアな宮崎駿ファンの間では、この人物たちは「アルプスの少女ハイジ」に出てくるハイジとおじいさんではないのか?とささやかれています。

そんな昔のキャラまで持ち出してくるなんて、どう考えても考えすぎでしょう!と笑い飛ばしたくなる都市伝説ですが、あらためて問題のシーンをみると、「なるほど、そう見えなくもないな…。」と納得してしまいます。

 

ジジは魔力が戻らずに…

「魔女の宅急便」の最後のシーンを覚えていますか?キキが大勢の人に取り囲まれてインタビューを受けているときに、クロネコのジジがあらわれて肩に飛び乗ってくるシーンです。あのときにジジが「ニャー…」と猫語を相変わらず話していることに違和感を感じた人も多いと思います。

「キキにせっかく魔力が戻り、空を飛ぶことができたのに、なぜこの時には猫語が理解できなかったんだろう?」と考えたことでしょう。あれは実はキキではなく、ジジの方の「魔力」が消えてしまったせいだと言われています。

ジジは近所の白ネコと恋に落ち、エンドロールでは子どもまでいますよね。恋に落ちたら魔力は消えるものですから、ジジは普通の猫に戻って人間語を話せなくなったというわけです。

 

「魔女の宅急便」を巡っての都市伝説をまとめてみましたが、お楽しみいただけたでしょうか。

これらの都市伝説を踏まえて、あらためて作品を鑑賞してみると、また違った面白さが楽しめるかもしれませんね。あくまで噂の域を出ないものばかりですが、コアなファンであれば新たな見どころとして楽しめることでしょう。

 

まとめ

魔女の宅急便の都市伝説☆知られざる7つの逸話を大公開

・あの家政婦は「紅の豚」の…!?
・「宅急便」は「宅配便」に!?
・公開初日に裏で契約!?
・クロネコヤマトがスポンサー
・キキの旅立ちを見送る霊!?
・その霊の正体は!?
・ジジは魔力が戻らずに…


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