風邪をひいたときはアルコールを厳禁にすべき7つの理由

風邪をひいたときはアルコールを厳禁にすべき7つの理由

よく昔は父親が風邪の時こそアルコールを飲んだ方が喉が消毒されてかえって早く治るんだ!と豪語して、母親の制止も辞めずに風邪をひいているにもかかわらずお酒を飲んでいた記憶があります。

確かに父親は次の日には風邪が治っていましたが、風邪の時に飲酒をするのはとても危険です。飲酒をする事によって体が熱くなり、風邪の菌を追い出すという考えで風邪の時にワインを飲む習慣がある国もありますが、基本的にはきちんと実証されていない言い伝えであるのです。

ですが、これからの時期、忘年会や新年会と飲酒をする機会が多くなる時期でもありますが、そこで風邪をひいているにも関わらず安易に飲酒をするのは危険です。では、なぜ風邪をひいたときはアルコールは飲んではいけないのでしょうか?その理由を説明します。



 

風邪をひいたときはアルコールを
厳禁にすべき7つの理由

 

風邪によるウイルスが悪さをし、炎症が酷くなる


風邪は何らかのウイルスが体の中に侵入し、ウイルスが体の中で悪さをする事で炎症が起き、咳や鼻汁、発熱などといった症状が現れるのです。

ですので体の中の一部、または全体が炎症で腫れている状態なのです。そのような時にアルコールを飲むことでアルコールが体内に行きわたり、熱を帯びる事でウイルスを増殖し、炎症を悪化させるのです。ですので風邪で微熱ぐらいでも無理にアルコールを飲むことで一気に炎症は悪化し発熱を起こすのです。

 

大量のアルコールは脱水により、炎症を落ち着かせない


大量のアルコールを飲酒する事で利尿作用が働き、体内の水分が必要以上に体の外におしっことして出されます。その結果尿として排出される風邪のウイルスがいつまでも体内にとどまる結果となり、いつまでも風邪が回復する事はありません。

また、脱水になる事で体内の熱が汗として外に排出されずにいつまでも体の中に貯まり、熱が下がることはなく、炎症は悪化します。

 

アルコールを飲んで薬を服用する事で副作用を起こしやすい


アルコールを飲んだ後に風邪薬を飲んだら治るだろうと考え、風邪薬を内服し、かえって倦怠感や悪寒、腹痛が悪化し救急で搬送されてくる人は少なくはありません。

そういう人は大抵アルコールを飲んだ後に風邪薬を内服し、薬の副作用で搬送されてきた人なのです。副作用と言っても大したことは無いだろうと思うでしょうが、かなり危険な事もあります。

中には劇症肝炎を起しているケースもあるのです。劇症肝炎になると数日のうちに死に至ることもあります。風邪薬を服用した後にアルコールを飲むことも同じように危険です。

 

気道が閉塞されることで呼吸困難が起こりやすい


アルコールを飲酒する事で気道が狭くなり、最初はうまく咳が出ない程度なのが徐々にひどくなり、最後には気道閉塞の状態で呼吸困難に陥る事があります。アルコールで体のめぐりが悪くなり、気道の炎症が悪化する事でこの様な事が起こるのです。最悪の場合は死に至る危険もあるのです。

 

少量のアルコールでも酔っぱらう


風邪をひいている時は体全体の免疫機能が落ちているので普段はアルコールをいくら飲んでも酔わない人でも酔いつぶれる可能性があります。また、風邪による体の循環が悪くなることで少量のアルコールでも次の日はひどく二日酔いになる場合があります。風邪により肝臓の機能が低下していることも関係があります。

 

髄膜炎を起しやすい


アルコールを飲むことで風邪のウイルスが全身に一気に行きわたり悪化させることで骨の中にも風邪のウイルスが入り込みやすくなります。

その結果気づいたときには二日酔いのような状態になり、それでも気づかずに飲んだ挙句、髄膜炎で意識を消失するという危険もあるのです。アルコールは適切な判断能力を失わせるので自分の体が危険な状態にあることも気づかない状態にさせるのです。

 

関節炎や肺炎、喘息、他の臓器への合併症を起こしやすい


アルコールは前述にも述べたようにウイルスを全身に行きわたらせ、ただの咳だけだと思っていた風邪が気づいたときには全身の痛みと酷い熱、咳が止まらない状態にさせます。特に特有のウイルスによる季節性の風邪では入院するほどの合併症を起こす危険があるのです。

ただの風邪と言ってもウイルスが蔓延すると市販の風邪薬では全く効果が見られなくなるだけでなく、早めの処置を要する合併症もあるのです。

 

大人の言う風邪と言っても鼻にひどい症状を伴うものや咳が酷くなるRSウイルスなど様々なウイルスが存在するのです。ですが、そのどれにも言える事がアルコールを飲むことでウイルスは悪化し、全身の症状が悪化する危険があると言う事です。

少しの風邪でもウイルスの体内の潜伏期間があるので数日たってから風邪が悪化し、アルコールの飲酒でさらにひどくなることもあるのです。まずは初期の症状で軽くても油断はせずにきちんと対処する事が大事になります。

そのうえで適切な栄養とミネラルが豊富な水分摂取に適している飲み物を飲むことが大事になるのです。飲み物はスポーツ飲料も良いのですが以外にも塩分量が多いものもあるので、風邪をひいているときは麦茶が一番お勧めです。今回の事を踏まえ風邪の時はアルコールを控える様にしましょう。

 

まとめ

風邪をひいたときはアルコールを厳禁にすべき7つの理由

・風邪によるウイルスが悪さをし、炎症が酷くなる
・大量のアルコールは脱水により、炎症を落ち着かせない
・アルコールを飲んで薬を服用する事で副作用を起こしやすい
・気道が閉塞されることで呼吸困難が起こりやすい
・少量のアルコールでも酔っぱらう
・髄膜炎を起しやすい
・関節炎や肺炎、喘息、他の臓器への合併症を起こしやすい