疲労感や倦怠感のある病気で考えられる様々な疾患とは

疲労感や倦怠感のある病気で考えられる様々な疾患とは

病気は重症になればなるほど、病院で診断される前からある程度の倦怠感を感じていたという話がとても多いようです。

季節や環境の変化の時期はだるさや眠気を感じやすくなったり、仕事の繁忙期など疲れが溜まってしまい、そんな期間が長期に渡れば自分の体調の変化には鈍感になってしまうかもしれません。

しかし、倦怠感が様々な病気の初期症状だと言う事は常に気にとめておく必要があります。いま感じている倦怠感にあわせて、他の症状はあるでしょうか?

今まで体調のことは気にせず元気に働いていたのにある日突然病気にかかり、思うように仕事ができなかったり家族に迷惑をかけてしまう前に、もし倦怠感が続くようなら様々な疾患を疑う必要があります。

 

疲労感や倦怠感のある病気で
考えられる様々な疾患とは

 

高血圧、糖尿病から感じる倦怠感

糖尿病は血中のインスリンが低下したため、体内にエネルギー源となるブドウ糖が吸収されずにエネルギー不足を起こし、倦怠感を感じます。だるさ以外には、喉の渇きや手足の痺れが症状として挙げられます。糖尿病は早期に発見し対処できれば軽く抑えられる場合もあります。

が、一度かかってしまうと長くに渡り厳しい食事制限が必要になってしまうでしょう。この病気は血液検査で血糖値を測るだけで判明できます。健康診断以外にも気になったなら内科などで検査をお願いしましょう。

 

心不全による倦怠感

心臓はポンプとなって血液を身体全体に送り出す役目の臓器です。心不全はそう言った心臓本来の働きができない場合に使われる病名です。

心臓内の血管がつまるなどして引き起こされる狭心症や心筋梗塞、いずれかの心臓弁の働きに支障がでてしまう心臓弁膜症などから倦怠感の症状が現れます。息切れや下半身のむくみなど感じたら心不全の疑いを持ちましょう。

 

更年期障害による倦怠感

女性ホルモンの減少により、40代半ば以降の女性に現れる更年期障害の症状にも、倦怠感が挙げられます。閉経によりエストロゲンという女性ホルモンが減少し、そこから引き起こされるホルモンバランスの乱れで起こる症状です。

これも婦人科などで実施される血液検査で血中のエストラジオール濃度を測定して診断されます。倦怠感に合わせて、めまいやほてり、汗を異常にかく場合が更年期障害の症状としてあるようです。

 

うつ病や統合失調症から現れる倦怠感

精神疾患としてのうつ病や統合失調症からも初期症状として倦怠感を感じるようになります。仕事や勉強など忙しく、疲れが取れなかったり、なかなか寝付けなかったりし始めることがサインになります。

うつ病の診断は医師によって行われますが、最近ではネットでもセルフチェックができるホームページもあるので、気軽に試してみましょう。治療には休養と共に薬物治療もありますので、医師と相談して自分の治療方針を見つけるとよいでしょう。

 

バセドー病、橋本病から現れる倦怠感

有名人も多数例がある、甲状腺ホルモン異常の疾患で、バセドー病や橋本病があります。患者数は20人に1人と言われており、特に女性に多く、国内でも患者数の多い病気の一つです。

甲状腺ホルモンが過剰になってしまうのがバセドー病で、普段から全速力で走っているような興奮感があります。橋本病は甲状腺ホルモンの不足によって代謝が悪くなる症状がでます。いずれの場合も倦怠感を感じると言われています。

 

肝疾患から現れる倦怠感

肝臓は血液を通して流れてくる物質を分解したりして体内のバランスを維持する臓器です。沈黙の臓器と言われている為、肝機能が低下しても自覚症状があまり無いことで知られていますが、倦怠感や疲労感などが現れるので、目安になるでしょう。

また、肝疾患を診断する為の血液検査は一般的な項目なため、健康診断などでもわかることが多いでしょう。病名としてはウィルス性の肝炎、アルコールのとり過ぎによるアルコール性肝障害、脂肪肝や肝硬変などがあります。

 

肺の疾患による倦怠感

倦怠感が咳を伴うようであれば、肺の疾患を疑ったほうがよいでしょう。肺は体内に酸素を供給する働きをしますが、この働きが弱まり酸素が行き渡らなくなると、だるさを感じます。肺炎にかかると胸や背中が痛くなったり、熱が出ます。

一般的な風邪やインフルエンザなどから免疫力が低下して肺炎を引き起こすため、治りかけには注意が必要です。長引くようでしたら必ず病院で診察してもらいましょう。

 

いかがでしたか。現代人は時間に追われ、忙しく仕事をしていると疲労感が溜まり重大な疾患があっても気づかなかったり、なんとなく放置してしまったりする場合があります。

ですが、次なる症状が現れてから病院を受診しても、早期に対処できていたものを、治療に長くかける必要があったり、取り返しの付かない病状まで進んでしまうことでしょう。ひどい場合は倒れて救急車で運ばれて後遺症が残るなど、可能性が無いとは言えません。

倦怠感も一つの身体からのシグナルと受け止め、普段と違う感じがしたり、中々おさまらないようであれば、セルフチェックをしてみたり、主治医に相談したり、必要な検査を受けると良いでしょう。

症状が軽ければ、生活習慣を見直すなど簡単な対応で済む場合もあります。自分にも周りにも後悔させないように、健康維持に励むようにしましょう。

 

まとめ

疲労感や倦怠感のある病気で考えられる様々な疾患とは

・高血圧、糖尿病から感じる倦怠感
・心不全による倦怠感
・更年期障害による倦怠感
・うつ病や統合失調症から現れる倦怠感
・バセドー病、橋本病から現れる倦怠感
・肝疾患から現れる倦怠感
・肺の疾患による倦怠感


連記事