肘が痛い症状を和らげる、自宅でできる7つの対処法

ゴルフや、テニス、野球など、手を使うスポーツをする人に多いのが、肘痛。何事も程々にやり過ぎないことが一番の処方箋とは言え、実際に痛くなってからではそうも言ってられないのもまた紛れも無い事実です。

この痛み、どうにかしたいとお悩みのあなたに、その症状を和らげる、自宅で出来る七つの対処法を紹介します。

ただし、この記事は医学的アドバイスを提案するものではありません。医師法により、医者でない者が診断と治療法を示すことは法に基いて罰せられます。症状が重い場合はただちに病院に行き、医者の診断を受けて指示に従って下さい。

 

肘が痛い症状を和らげる、
自宅でできる7つの対処法

 

テーピングをする

スポーツをしている人にはお馴染みの方法です。肘の痛みというのは、いわば関節の故障です。テーピングは、関節の可動域を制限して、その故障の悪化を防ぐ効果があります。また、筋肉の動きがスムーズになるので(人間というのは意外と無駄な筋肉の使い方をしているものなのです)、疲労を防ぐ効果もあります。

 

サポーターをつける

テーピングの強化版です。テーピングの効果の他に、冷えやすい関節からの熱の放出を防ぐ効果があります。また、球技などでは、ボールなどの衝撃体から与えられる衝撃を和らげる効果もあります。

 

PICE処置

これも、お馴染みの方法です。RICE処置とは、

R=Rest(安静)
I=Icing(冷却)
C=Conpression(圧迫)
E=Elevation(挙上)

の頭文字を取って名付けられた応急処置の基本です。

要するに、「患部を冷やし心臓よりも上の位置に挙げ、適度な圧迫で炎症や腫れを抑えながら安静にする」こと。痛みが突発的なものなら、PICE処置が効果的です。ただ、もし痛みが慢性的なものなら、ただちに病院に行くべきです。

 

ストレッチを行う

以下の要領でストレッチを行って下さい。

1.肘を力いっぱい伸ばして、そのまま手首を力いっぱい下に曲げ五秒間保つこと。

2.そのまま力いっぱい上に手首を曲げ、五秒間保持して下さい。

3.肘を力いっぱい伸ばしたまま、手首を外側に回してねじり、そらしたまま五秒間保ちます。最後に、そのまま手組を内側に回してねじり、そらしたまま五秒間保って、終わりです。

毎日、毎晩行い、また、スポーツを行う前後にも行って下さい。

ただし、親指から人指し指、中指にかけて痛みやしびれがある場合、毛根管症候群の可能性があります。手術をしないと、筋肉が萎縮する場合もあるので、そのような場合は、ただちに家を出て病院へ行って下さい。

 

セルフケア運動を行う

肘の内側が痛い場合などは、腕尺関節の損傷などが原因の場合があります。この場合、次のような運動をすると良いでしょう。右肘の場合を例示しますが、左肘でも同じことです。

1.右肘を曲げ、手首を自然な状態で伸ばします。

2.その状態で左手で肘関節を包むように当てがい、尺骨の肘頭を上腕骨に向けて押し付けて、圧迫します。

3.左手で尺骨を上腕骨にむけてしっかり圧力を加えながら、ゆっくり肘を伸ばします。肘は伸ばし切らずに、水平で止めること。

4.最後に前腕を外側に回します。水平まで伸ばしたらまた尺骨を上腕骨に押し付けながら曲げましょう。

この操作を5〜6回繰り返して下さい。

もし、外側が痛い場合は、通称「テニス肘」と言われ、腕橈関節と橈尺関節がダメージを受けています。その場合は、次のような運動を行うと良いでしょう。例示は右肘です。

1.手関節回外位(掌が上)で肘を伸ばします。

2.前腕の外側を肘に向かってなぞると、肘の付近に窪みがあります。その窪みを確認したら人差し指で外側から内側へ向かって(つまり、橈骨から尺骨方向に向かって)押し付けます。腕橈関節に緩みが生じている場合は下から(橈骨側から)上に向かって(上腕骨側へ)押し付けます。

3.橈骨を尺骨方向に押し付けながら、肘をゆっくり曲げ、手は回内(掌が下)させます。しっかり曲げ切りましょう。

4. 曲げ切ったら今度は肘を最後まで伸ばしながら、手を外側に向けて回しましょう。

注意点として、この動作中は、しっかり人差し指で橈骨を尺骨及び上腕骨に押し付けていること。人差し指を緩めないよう注意して下さい。

 

ツボ(経穴)を押す

肘の痛みに効果的なツボは、「曲池」、「手五里」です。

曲池
肘を曲げたときに内側に出来るしわの部分にあり、右腕の場合は左手の親指で押します。肘を曲げたときのしわの辺りに筋肉の継ぎ目のようなくぼみにあるので、指の腹でグリグリと回し押ししながら探すとすぐに見つかります。

手五里
「曲池」がある場所から、肩の方へ指3~4本分上部にあります。「曲池」を小指で押さえたときの人差し指の場所辺りが目安です。

肘痛に効くツボは肘周辺だけでなく、足裏にもあります。肩のツボが小指の付け根辺りから3cmほど下までに存在していますが、肘に効くツボはちょうど肩のツボの下にあります。土踏まずの反対側で、ちょうど真横に位置しているので、左肘が痛むときは左足裏、右足が痛むときは右足裏を押すと良いでしょう。

 

薬草を飲む

サルトリイバラの根茎5gと、ぼたんの根皮3g、ドクダミ(その辺に自生してます)10gを混ぜ合わせ、540mlの水で煮詰め、一日三回に分けて食前に飲みます。サルトリイバラとぼたんには消炎鎮痛作用、ドクダミには消炎作用と組織再生作用があります。サルトリイバラもその辺に自生しています。

 

いかがでしたか。

何より、痛みというのは体からの警告です。決して何の問題もないのにただ痛むだけ、などということはありません。ある場所が痛いのなら、そこには必ず炎症が発生しているのです。酷使を避け、体を温め、休養を取り、栄養を摂りましょう。それが何より一番の予防法です。

 

まとめ

肘が痛い症状を和らげる、自宅でできる7つの対処法

・ テーピングをする
・ サポーターをつける
・ PICE処置
・ ストレッチを行う
・ セルフケア運動を行う
・ ツボ(経穴)を押す
・ 薬草を飲む


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