女性に多い怖い病気って何?命に係わる7つの疾患

女性に多い怖い病気って何だと思いますか。女性特有というと、婦人科系の器官の病気が思い当たりますね。命に関わる病気も色々とたくさんあります。何らかの症状があるのに病院に行くのが嫌で放置している人はいませんか?

後悔しないためにもこの記事を読んで心当たりがあるなと思う方は、早めに医療機関を受診して下さいね。もっと早く検査をしていれば、もっと早く治療をしていれば、こんなことにはならなかったのにと悩み続けて苦しんでいる人も多くいらっしゃいます。

今は医療技術の発達で早期に発見できれば完治させることも可能です。ここでは、女性に多い怖い病気について、それはどんなものがあるのか、命に係るのかを7つご紹介していますので、ぜひチェックして下さいね。

 

女性に多い怖い病気って何?
命に係わる7つの疾患

 

乳がん

乳がんは若い女性でもかかる病気です。ガンが進行するともちろん命に関わる病気です。乳がんで亡くなったという人が身近にいる方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、乳がんは自分でも見つけることができる病気です。お風呂に入るたびにまたは月に一度日にちをきめてじっくりと自分の胸を観察する習慣をつけましょう。鏡で見て、くぼみや引きつりが無いかチェックしたり、触診して塊が無いか調べることができます。

乳頭から分泌液が出ていないかもチェックしましょう。自己チェックと1年に1度の乳がん検診を受けることをおすすめします。早いうちに見つかれば、切除部分も小さくてすみますし、術後の生存率も高いです。

 

子宮頸がん

子宮の入口付近にできるガンで性交の経験がある女性がウイルス感染によって発症します。子宮頸がんも発見が遅ければ卵巣等に転移して、子宮と卵巣の全摘手術が必要だったり、リンパを介して全身に転移するということもあります。

子宮頸がんの予防摂取が新しく出来ましたが、性交の経験がない人が対象です。また副作用が出ているということもあり、賛否両論です。子宮頸がんの検査も1年に1度は受けるようにしましょう。特にこれから先出産を希望する人
は、しっかり検査に行くべきです。

 

子宮体がん

子宮の奥の子宮底の部分にできるガンを子宮体がんといいます。高齢の女性など閉経していたのに出血がありおかしいと思っていたら子宮体ガンだったということもあります。

近年では、食の欧米化で脂肪の多い食事になることが多く、その影響で、若くても子宮体ガンになる人が増えています。子宮頸ガンよりも、出産に影響を与えます。

健康診断では、子宮体ガンは子宮頸ガンとは別にオプションでお願いしないと、検査をしてもらえません。気になる人は検査を両方しましょう。生理が不順で、ホルモン剤を服用した結果、副作用で子宮体ガンができたということも報告されています。

 

卵巣がん

卵巣にできる腫瘍が卵巣がんです。良性の腫瘍のこともありますが、悪性の物もあります。超音波で検査をして、卵巣が腫れているなどの症状がでるとさらにMRIの検査を受けて診断をします。

最終的には、細胞をとっての検査で悪性かどうかを診断することも多いようです。腹痛や腫れやおかしいということがあったら婦人科の受診をおすすめします。

 

大腸がん

大腸がんは男性でも聞きますが、女性のほうが多いと言われています、それは男性より大腸の長さが長いせいです。また中年以降の女性に多いがんです。便秘が続いたり、便秘と下痢を繰り返したりということが症状です。

検便でも検査がされますが、回数を重ねたほうが精度は上がるということです。大腸がんの不安があるなら大腸カメラを予約して受けましょう。近くの内科でもしてくれるところがありますので聞いてみるとよいでしょう。

腹痛を我慢した結果、激痛となり内科を受診、しかし原因がわからず別の病院で大腸カメラを受けて、手術、それでも手遅れだったという例もあります。

 

卵巣茎捻転

卵巣の付け根のところが何かの拍子にねじれて、血液が届かなくなって、お腹に激痛を起こすことがあります。放置しておくと手遅れという命の危険性も高い病気です。場合によっては、手術で、卵巣を片方摘出ということもあります。緊急性の高い病気です。

 

チョコレート嚢胞

普通は排卵に備えて子宮の中で血液の層が厚くなり、受精がなければ生理で出血があります。それが普通ではない場所で、血液が厚くなり排出されずに、チョコレートのような色になって、腐敗することがあります。

それでチョコレートのう胞と呼ばれますが正式名称は子宮内膜症性卵巣嚢胞といいます。卵巣の中に起こることもあり、腹痛の症状でわかることもあります。妊娠しにくくなったり、手術が必要となることもあります。

 

いかがでしたでしょうか。大腸がん以外は女性特有の病気のご紹介でした。自己検診や健康診断をすることで、早期発見につながりますので普段から意識して健康管理に気をくばることはとても大切です。

また日常生活においても少しでもおかしいと感じたら早めに受診することをおすすめします。若い女性は、婦人科などは受診しにくいこともありますが、女性のドクターがいる病院も多いです。一人で行きたくないときには家族が付き添ってあげるといいですね。

 

まとめ

女性に多い怖い病気って何?命に係わる7つの疾患

・乳がん
・子宮頸がん
・子宮体がん
・卵巣がん
・大腸がん
・卵巣茎捻転
・チョコレート嚢胞


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