将来が不安で心配!そんなあなたの心を軽くする名言まとめ 


将来に不安を抱えて生きている現代人は少なくありません。高齢者は、当然減り続ける年金や社会保障に不安を抱いているでしょう。必死で生きてきたにもかかわらず、国は高齢者を切り捨てる政策を選ぶかもしれないのです。

孤独死や老老介護の多い現代で生きる高齢者は、常に自分の人生の終わり方に不安を持っています。また、若者はどうでしょうか。高度成長期とは違って減り続ける人口と増え続ける高齢者たち。それを支える世代にも限りがあり、子育てどころか子どもを産むにも予算不足で断念せざるを得ません。

税金は容赦なく増え、贅沢をしないつつましやかな生活が当たり前になっています。しかも将来年金がもらえる保証はどこにもないのです。そこで今回、若者から高齢者まで、将来に不安を抱える現代人のために、心がすっと軽くなる名言をまとめてみました。

 

将来が不安で心配!
そんなあなたの心を軽くする名言まとめ

 

「明日は明日の風が吹く」

別名「風と共に去りぬ」と言えば、お分かりでしょうか。天才作家マーガレットミッチェルによる名言です。明日吹く風は誰にもわからない。将来に不安を抱えていたとしても、それを考えたからと言って何になるのでしょうか。

貯金をせっせとためても銀行が破たんするかもしれません。泥棒にとられるかもしれません。戦争が始まるかもしれません。将来の不安など、考えても考えなくても同じなのです。

だから、嫌なことも不安なことも考えないようにして、今はゆっくり休むことです。そうすれば、明日は明日で新しい風が吹くのですから。想像もしなかった良い出来事が、訪れるかもしれませんよ。

 

「つまずいたっていいじゃないか。人間だもの。」

つまずかない人間なんていません。日本人にとにかくありがちなのですが、「失敗したら格好悪い。」「転んだら笑われる。」と失敗を回避してうまく生きることを選ぶ人が多いですよね。

しかし、失敗を恐れてはいけません。若いころに多く失敗してこそ、後の人生を賢く生きることができるのです。年を取ってからだって同じです。人生守りに入ってしまい、失敗を恐れて挑戦しない人生をだらだらと生きているのではないですか?それでは「呼吸するためだけに生きている。」のと同じです。

「いつまで平安に呼吸できるのだろう。」と将来を不安に思うくらいなら、考える時間もないほどに行動し、つまずいてください。それでこそ「人間だもの。」と言えるでしょう。

 

「人生とは自転車のようなものだ。」

人生は、長いようであっという間です。気楽で楽しい子ども時代から、レールの上を走るかのように大学を経て就職し結婚をするような人生であれば尚のこと。気が付くと、40代50代になって、過ぎ去った青春を懐かしく振り返る毎日です。

しかし人生はそんな50代からだってまだまだ続くかもしれません。振り返ることを「良し」としてしまったら、過去の栄光にすがったり惜しんだりと、無駄な時間を過ごさざるを得ません。

人生は自転車のようなものです。走りつづけなければ転びます。「年だから。」「子どもがいるから。」と、理由さがしをして自転車から降りずに、走り続ける人生を選択してください。

 

「明日死ぬかのように生きよ。」

医学の進歩した現代では、子どもの時からなんとなく「80歳くらいまで生きられるだろう。」と誰もが漠然と考えて生きています。しかし、世界中で幼い命がたくさんなくなっています。戦争や病気や事故で、いつだれがどこで死ぬのかなんて誰にも分りません。私たちが明日、元気に生きられる保証など何もないのです。

「将来への不安」といっても、10年後20年後に生きている保証もないのに心配しても仕方がないでしょう。明日死ぬとしたら、誰しも今日を精一杯生きる気持ちになります。ガンジーが言うように、明日死ぬかのように生きてみましょう。

 

「人間には不幸か貧乏か病気が必要だ。」

「不幸」や「貧乏」や「病気」は人に不安をもたらします。幸せで充実した人生を送れないのではないだろうか。死ぬときは、みじめに孤独に一人で死ぬのではないかと、将来が不安になってくるでしょう。しかし不幸や病気や貧困は、人間に必要なものなのです。それらがなければ人間はすぐに「慢心」してしまうからです。

私たちが謙虚に健気に人生を豊かにつむごうと思うのも、病気や貧困などの困難な出来事があってこそなのです。それを不幸せと思わずに、健気に生きる糧として受け入れましょう。

 

「神様は私たちに成功してほしいなんて思っていません。」 

かの有名なマザーテレサが残した名言です。この言葉には続く一文があります。「ただ、挑戦し続けてほしいと願っているのです。」というものです。ぐっとくるものがあるでしょうか。

私たちはある程度の年齢に達すると、まるで人生を卓越してしまったかのようにそっくり返って挑戦をしなくなっていきます。しかしせっかくの人生がそれでは台無しです。私たちには、死ぬまで挑戦する使命があるのではないでしょうか。

それこそが、この世に生まれた私たちの持って生まれた運命なのです。将来への不安をあれこれ考えている暇があるならば、若者のように挑戦する人生を選んで太く生きてみましょう。

 

「人を信じよ、しかし、その百倍も自らを信じよ。」

この名言は、漫画の神様・手塚治虫さんが言ったものです。政府や社会や家族に対してまで、不満や不信を抱えているからこそ、自分の人生や将来が不安になるのではないでしょうか。

「自分が寝たきりになった時にだれが世話をしてくれるのだろうか。」「支払いが滞納した時に、誰が肩代わりしてくれるのだろうか。」といった不安は、他人や自分への不信からきています。

世間は鬼ばかりではありません。何よりも、今のあなたにはそれらの不安を払しょくする力があるのです。精一杯生きて、将来への不安を自分自身でもって解決しましょう。あなたならば必ずできるのですから!

 

さて、現代社会において、将来に不安を抱える高齢者や若者に向けて、名言を交えて喝を入れてみましたがいかがでしたでしょうか。将来への不安など、考えても仕方がないのです。将来に起こることを確実に予測できない以上、くよくよと暗く考え込むことをやめて、きょう一日を精一杯生きてください。

明るく楽しく幸せに、誰もが生きられるわけではありません。しかし満足のいく一生を生きられるかどうかは、あなた次第なのですよ。過去の偉人たちが、名言としてそれを証明しているのですから。

 

まとめ

将来が不安で心配!そんなあなたの心を軽くする名言まとめ

・「明日は明日の風が吹く」
・「つまずいたっていいじゃないか。人間だもの。」
・「人生とは自転車のようなものだ。」
・「明日死ぬかのように生きよ。」
・「人間には不幸か貧乏か病気が必要だ。」
・「神様は私たちに成功してほしいなんて思っていません。」
・「人を信じよ、しかし、その百倍も自らを信じよ。」


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